ブルーレイドライブに換装 Thinkpad T440p

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2014年購入。もう7年も前になる自分のノートPC、Thinkpad T440p。当時はWindows8だった古いPCだが、CPUはCore i7の4800MQ、メモリ16GB、ハードディスクは256GBのSSDと、当時最高クラスのスペックで、重いゲームや動画編集をしなければ今でも充分現役なのだ。もちろんとっくにバッテリーは死んでいるし、今では少数な光学ドライブを備えて、分厚くて重量級で見た目も古めかしいが、これだけ長く使っていると(使えていると)愛着も湧いている。

今回はその光学ドライブ(DVDマルチ)をブルーレイドライブに換装した。我が家のリビングは大型のモニターとプレステ3でブルーレイの映画を鑑賞する環境はあるが、別の部屋に設けたオーディオにはモニター設備もブルーレイのプレイヤーも無く、ブルーレイの音楽ソフトを視聴したかったのである。そうするには、今値段も種類もこなれてきた15.6インチクラスのモバイルディスプレイと安い小型のブルーレイ再生専用機を購入するか。でもそれは安くなったとはいえ、2つで3万円くらいは予算が必要なので、そこまでしてブルーレイのソフトを見るほどでもない(自分的に)。もう一つは外付けのブルーレイドライブを持っているので、それをUSBで繋げて見ることはできるが、電源も含めてコードがごちゃごちゃして、準備するのも面倒(ワガママ)。そうなると利便性も予算的にも最小で済むのが、中古で内蔵ドライブを買って換装するのがベストと相成った。

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早速ヤフオクで¥4000ほどでゲットしたパナソニックの9.5mm厚内蔵ブルーレイドライブUJ272(予めネットでこの機種に使えるか調べていたやつ)。どこかのPCから取り外した中古品なので、当PCとは全く合わない形状の白色のベゼルが付属していたので、外して元のDVDドライブのベゼルと取り替える。ドライブ自体の換装はとても簡単なのだが、ベゼルの入れ替えが結構苦戦した。単純に3箇所が爪ではまっているのだが、これをマイナスドライバーでこじ開けるのが個体差があってきつかったりして、割れないかヒヤヒヤしながら外した。無理に力を入れても割れるし、力の入れ方(方向)が肝なのだが、初めての作業で要領が分からず、少し時間がかかった。

装着してからは特に何もしなくても最初からついていたかのごとく、Windows10側でパナソニックのUJ272と認識され、ブルーレイも読みこめた。

もちろん、ブルーレイを再生するソフトはOSには存在していないので、有料か無料のソフトをダウンロードして使うわけだが、今回は無料のLeawoというブルーレイプレイヤーを使用して、映像も音声も問題なく再生出来ている(なにか不具合があって支障があれば、有料ソフトをダウンロードしてみよう)。

とても安く済んで、オーディオ部屋に便利なブルーレイ環境が追加できた。7年目になる老ノートPC、T440pもこれでまた延命となった。

(再生しているブルーレイはポール・マッカトニー&ウイングスの1976年のライブ「Rock Show」)

BEATLES-BOΦWY

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未だにBoowyが日本のロック、ポップス界で特別な存在であるのは、結局のところ、Beatlesと共通点が多いからだと今更ながら思う…。前期ストレートロック(パンク)→後期プログレッシヴ・ロック氷室京介ジョン・レノン布袋寅泰→ポール・マッカトニー、松井常松ジョージ・ハリスン高橋まことリンゴ・スター。 ヒムロックがジョンで布袋がポールていうのは異議があるかもしれない。個人的に布袋はやはりソングライティングの卓越さでポールと共通しているので、氷室はバンドを創立させた立場ながらBoowyにそれほど執着してない点で判断した。

マッカートニーⅢ

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今年はコロナのせいで世界中のミュージシャンにもほんとに禍だった。コンサートツアーもままならない中、ポールはそんな自粛期間を利用して彼らしい音楽を生み出した。すべての楽器パートを自身で演奏し、マルチプレイヤーぶりを発揮してくれたマッカートニーⅢ。ビートルズ解散前後のソロ初作品だった「マッカートニー」。当時はビートルズ後期の爆発的なメロディーと打って変わって、やや地味なサウンドに批評家から酷評されたが、ポールの真骨頂とも言える作品は後になって評価された。

ウイングスで再び世界にポールのメロディメーカーぶりを知らしめてから「マッカートニーⅡ」は当時のテクノに影響を受けた面白い作品だった。

そして21世紀のマッカートニーは、まもなく80を迎えるとは思えない衰えぬメロディーメーカーぶりを届けてくれた。

まだまだコロナの収束が見えない2020~2021年の年越し。ポールのメロディで来年を迎えよう。

マクラーレンホンダ、レッドブルホンダ


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帰省途中に新名神鈴鹿SAに立ち寄る。お目当ては定期的に入れ替わり展示される鈴鹿サーキットで活躍したF1やバイクの伝説的マシン。今回はアイルトン・セナマクラーレンホンダMP4/7。日本で一番F1人気が最高潮だった頃の後期のマシン。3500cc自然吸気ホンダV12エンジン。あの頃はフェラーリのV12気筒エンジンを筆頭に、甲高く芸術的かつ暴力的な爆音が最高だった。サーキットの駐車場で車中泊していて、朝方パドックからマシンのエンジンに火が入り、目覚まし代わりに高音の爆音が聞こえてきて一気にテンションが上がったのが懐かしく思い出される。


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今やそのエモーショナルなエンジン音が失われて久しい。でも前日復帰するフェルナンド・アロンソが昔のルノーのマシンででも走行して、その爆音で改めて昔からのファンもドライバーも昔のF1マシンに酔いしれた。

確かに今のF1マシンは昔のマシンよりはるかに速い。さすがに最新の技術だけある。環境問題の時代的な事情もあるから、電気も使ったできるだけ効率を追求したパワーユニットなる心臓部の技術は確かに複雑で凄い。F1が最新の自動車開発、技術開発の場も担っているという意味では、今更昔の自然吸気のV型エンジンには戻れないだろう。

でもやはり昔ながらのファンにとってはあの頃は良かった。タイム的には実際かなり速くなっているF1マシンだけど、あの高音の官能的な爆音鳴らして走っていた昔のマシンの方が感覚的に速く見えて感じるのだ。 

その辺の事情はもちろん主催者側も承知しているだろう。 ほんとにジレンマというか、時代の流れもつくづく悩ましいもんだ。

ジョン・レノン 「Gimme Some Truth」

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今年はジョン・レノンの生誕80周年。それを記念した新しいベストアルバムが発売された。先日8日の命日も、今年が生誕80周年ということもあり、いつも以上にメディアの取り上げも多かった印象だ。
アルバムはもちろん音質が良くなり、曲のボリュームもたっぷりで初心者にはちょうど良いと思う。特に若い世代に聴いて欲しい。
昔からのジョンのファンにはちょっと物足りなさや、何か違和感があるかもしれないし、個人的にも企画盤としては昔のアンソロジーやアコースティックの方がお気に入りだけど、元々持っているジョンのベスト盤は僕が中学生の頃に買ったかなり古い作品。新しいベスト盤で改めてジョンの名曲を楽しみたい。

新型レヴォーグ

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発売前にも関わらず、公開されてから新型のレヴォーグの話題沸騰で評判がすこぶる良いみたいだ。新型の1.8L水平対向エンジン、最新のアイサイト、インプレッサから定評ある次世代シャシーなど、現状スバルの持てる技術を惜しみなく投入したハイテク旗艦車と言った感じ。鋭利なフロントのデザインもスバルの気合が入りまくりなのがひしひしと伝わってくる感じ。このデザイン、ものすごくかっこいいと思う人も多いと思う。ぱっと見はインパクトあってかっこよく見えるけど、個人的には気合入り過ぎてて厳つ、すぐ飽きが来そうだ。インプレッサXVみたいな、ちょっと肩の力が抜けたリラックスある方が好きだけど、棲み分けするためにもレヴォーグはこの外観も中身も気合入りまくりなのがお似合いなのかも。

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それに引き換え、リアデザインは個人的にすごく好きだ。現行のレヴォーグはどうしてもリアデザインがいまいち好きになれなかったので、このワイド感あるリアデザインは良い感じだ。とにかく、フロントもこのリアデザインも、5ナンバー枠でもいけるんじゃなかと思う。そうだったら面白い。今更スバルが5ナンバーの車を作るなんてありえないけど。

きっと発売されて爆発的に売れるだろう。すぐに街中に新型レヴォーグが見れるはずだ。このリアデザインを見るのが楽しみだし、新しい水平対向エンジンシャシーの最新のスバルの走りも自分も体験してみたいもんだ。

Oppo Reno3A レビュー

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スマホを買い替えた。使っていたZenFoneMaxPro M1(ZB602KL)はまだ買って一年も経っていないが、長年使っている防水のデジカメが壊れて、雨天の山行やジョギング中に難儀し、今から防水デジカメを買い換えるなら(安くても新品なら3万円前後)、今どきコンデジより写りがきれいなスマホで防水のタイプに買い換える方が良いと考え、早いが機種変更。ついでに長年使っていたMVNOのmineoから初めてMNPを利用してUQモバイルへキャリアも変更した。最近お得なプラン(契約はRプラン、10GBで使い切っても1Mbpsで運用可能)が出たのと、自宅のネット回線も最近WiMAXにしたので、割引が効くことも大きかった。乗り換えで出たばかりのこのReno3Aも¥23700と安く買えた。性能はハイミドルクラスながら、価格はエントリークラスに近いくらいのコスパ。そりゃ国内メーカーが駆逐されるのも仕方ないな。

今回のスマホに求めたのは「防水」と「カメラ性能」。いつも通りコスパ重要でいろいろ検討した結果、最近タレントも起用してTVCMしているらしい(我が家にはTVが無い)OPPOというかわいい名前の中国のメーカーから最近リリースされたReno3Aというモデルに決定。色は無難なブラック。

端末の詳しいレビューは既出のブロガーさんやユーチューバーさんにお任せするとして、こちらは簡単なレビューで。全機種のゼンフォーンの比較になる。

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ファーウェイとか中国メーカーは最初からケースが付属しているのがありがたい。裏面もガラス製なので、落としたら確実割れる(そもそもガラス製とか要らんし)。さらにこれは最初から画面にフィルムも貼ってあるのがすばらしい。

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ゼンフォーンとの比較。Reno3Aは4眼カメラ、ZenFoneは2眼。背面は前者がガラスですごい光沢感。後者はメタルで落ち着いた感じ。個人的には指紋がべたべた付くガラスよりは落ち着いたメタル素材の方が好きだけど、カバーを付ければ関係ないな。

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ぱっと見、大きさはほとんど変わらないが、若干Reno3Aが長く細いが、ディスプレイの占有率は高い。Reno3Aのディスプレイは有機EL6.44型のFDH+、ZenFoneは液晶6型のFDH+。比べてみて初めて分かるが、やはり有機ELは黒が引き締まってコントラストがはっきりしてきれいだ。でも、比べなければZenFoneの普通の液晶でも十分きれい。

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画像では分かりにくいが、若干Reno3Aが薄い。ZenFoneはバッテリー容量が5000mAhもあるからだけど(Reno3Aは4025mAh)、そう考えるとZenFoneの薄さは素晴らしい。重さは前者が175gで後者が180gとほとんど体感差は無い。

ちなみにバッテリー持ちは充分だが、明らかにZenFoneの方が5000mAhもあったので、減り方が全然違った。今回のReno3 Aも普通の使い方なら携帯バッテリーは不要だ。

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SIMフリー機とは違い、UQモバイルのキャリア端末で、また素のアンドロイド機ではないOppoは不要なアプリが比較的多い。できるだけアンインストールする作業が必要。全機種ZenFoneは素のアンドロイドだったので、CPUのクラスはReno3Aより劣るが動作はキビキビだった。Reno3Aの詳しいレビューサイトは全機種のRenoAよりスナドラの性能が一ランク下がって、特にゲームとかの性能が顕著に落ちたらしいけど、ゲームをしない僕には全く関係なく、サクサクで動作に全く問題なし。

全機種ZenFoneはRAMが3GBとROMが

32GBだったのが、今回のReno3Aは6GBと128GBと段違い。以前でも容量的に不足してなかったので、ライトユーザーの僕には過剰な容量。

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最近はパンチホールやこの雫型の前面カメラの処理でできるだけ画面占有率を上げているけど、個人的にこの雫型は嫌い。時々スクロールしているとこの雫部分が影のように目に入りうっとおしくなる。

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今回の目玉、4つの眼。上2つが4800万画素のメインレンズと、その下が超広角レンズ。後の下2つはポートレート用(ボカし用)の深度測定レンズとモノクロ撮影用レンズ。

カバーを付けていても、この出っ張ったレンズがツライチで、下に置いたらレンズを覆うガラスが割れたり傷つきそうで心配だ。若干縁のシルバー部分が外に出ているけど、わずかなので、フィルムを張ったほうが良さそうだ。

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すごいのは前面ディスプレイに内蔵された指紋認証。従来の専用指紋認証より若干触れる時間が一呼吸かかる感じがあるが、この技術はすごい。もちろん今時の顔認証も搭載されていて、瞬時にロック解除されるのもすごい。でも昨今マスクをつけていることもあり、指紋認証が重要になっている。

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さっそく目玉のカメラ性能のレビューを。でも残念ながらここのブログが画像のファイル容量に制限があり、4800万画素というとんでもないデータ容量をそのまま掲載できないのが痛恨。ほとんど意味がないカメラレビューが至極残念ながら、とりあえず載せときます。

松本城から4800万画素で撮影。なぜかマックスの4800万画素(48p)はデフォルトでは撮れなくて、わざわざタップして48pにしないといけないのは謎の仕様。普段はワンランク落とした画素数だけど、任意でそれ以下の画素に落とせないのも謎な仕様。

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お城横の蓮池。AIでカメラを構えるだけで「緑の植物」と認識(画面に表示)される。こりゃすごい。

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女鳥羽川を48pで撮影。中央のサギを

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デジタルズームにする。これは手ブレの影響もあって、粗い画質でコンデジや一眼には到底かなわない。ちなみに48pモードではズームは一切効かない。

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ちなみにこれは同時に携行していた高倍率レンズのコンデジで。光学ズームはさすがに劣化が少なくてきれい。これはコンデジが今もなんとか生存できている所以。

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超広角モードで撮影。48pモードより画質はかなり落ちるが、拡大しなければ十分きれい。まるでパノラマ写真に近い。

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松本湧水群。48pにて

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松本湧水群。女鳥羽の泉 48p

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道端のお花をポートレートモードで。最近のぼかし処理も一眼カメラほどとは言わないまでも、かなり自然になってきている。

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松本市美術館草間彌生のオブジェ。夕方で日が暮れてきた中でも明るく撮れている。

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ビールを主に、背景はゆるめのボカしで。

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何も設定しなくても、AIで料理と認識されて自動的に撮影できる。

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今回のカメラ性能の目玉の一つ、スーパーナイトモード。肉眼で見るより明るく撮れる驚異の性能。拡大してもディテールの劣化が少なくてすごい。