Oppo Reno3A レビュー

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スマホを買い替えた。使っていたZenFoneMaxPro M1(ZB602KL)はまだ買って一年も経っていないが、長年使っている防水のデジカメが壊れて、雨天の山行やジョギング中に難儀し、今から防水デジカメを買い換えるなら(安くても新品なら3万円前後)、今どきコンデジより写りがきれいなスマホで防水のタイプに買い換える方が良いと考え、早いが機種変更。ついでに長年使っていたMVNOのmineoから初めてMNPを利用してUQモバイルへキャリアも変更した。最近お得なプラン(契約はRプラン、10GBで使い切っても1Mbpsで運用可能)が出たのと、自宅のネット回線も最近WiMAXにしたので、割引が効くことも大きかった。乗り換えで出たばかりのこのReno3Aも¥23700と安く買えた。性能はハイミドルクラスながら、価格はエントリークラスに近いくらいのコスパ。そりゃ国内メーカーが駆逐されるのも仕方ないな。

今回のスマホに求めたのは「防水」と「カメラ性能」。いつも通りコスパ重要でいろいろ検討した結果、最近タレントも起用してTVCMしているらしい(我が家にはTVが無い)OPPOというかわいい名前の中国のメーカーから最近リリースされたReno3Aというモデルに決定。色は無難なブラック。

端末の詳しいレビューは既出のブロガーさんやユーチューバーさんにお任せするとして、こちらは簡単なレビューで。全機種のゼンフォーンの比較になる。

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ファーウェイとか中国メーカーは最初からケースが付属しているのがありがたい。裏面もガラス製なので、落としたら確実割れる(そもそもガラス製とか要らんし)。さらにこれは最初から画面にフィルムも貼ってあるのがすばらしい。

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ゼンフォーンとの比較。Reno3Aは4眼カメラ、ZenFoneは2眼。背面は前者がガラスですごい光沢感。後者はメタルで落ち着いた感じ。個人的には指紋がべたべた付くガラスよりは落ち着いたメタル素材の方が好きだけど、カバーを付ければ関係ないな。

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ぱっと見、大きさはほとんど変わらないが、若干Reno3Aが長く細いが、ディスプレイの占有率は高い。Reno3Aのディスプレイは有機EL6.44型のFDH+、ZenFoneは液晶6型のFDH+。比べてみて初めて分かるが、やはり有機ELは黒が引き締まってコントラストがはっきりしてきれいだ。でも、比べなければZenFoneの普通の液晶でも十分きれい。

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画像では分かりにくいが、若干Reno3Aが薄い。ZenFoneはバッテリー容量が5000mAhもあるからだけど(Reno3Aは4025mAh)、そう考えるとZenFoneの薄さは素晴らしい。重さは前者が175gで後者が180gとほとんど体感差は無い。

ちなみにバッテリー持ちは充分だが、明らかにZenFoneの方が5000mAhもあったので、減り方が全然違った。今回のReno3 Aも普通の使い方なら携帯バッテリーは不要だ。

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SIMフリー機とは違い、UQモバイルのキャリア端末で、また素のアンドロイド機ではないOppoは不要なアプリが比較的多い。できるだけアンインストールする作業が必要。全機種ZenFoneは素のアンドロイドだったので、CPUのクラスはReno3Aより劣るが動作はキビキビだった。Reno3Aの詳しいレビューサイトは全機種のRenoAよりスナドラの性能が一ランク下がって、特にゲームとかの性能が顕著に落ちたらしいけど、ゲームをしない僕には全く関係なく、サクサクで動作に全く問題なし。

全機種ZenFoneはRAMが3GBとROMが

32GBだったのが、今回のReno3Aは6GBと128GBと段違い。以前でも容量的に不足してなかったので、ライトユーザーの僕には過剰な容量。

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最近はパンチホールやこの雫型の前面カメラの処理でできるだけ画面占有率を上げているけど、個人的にこの雫型は嫌い。時々スクロールしているとこの雫部分が影のように目に入りうっとおしくなる。

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今回の目玉、4つの眼。上2つが4800万画素のメインレンズと、その下が超広角レンズ。後の下2つはポートレート用(ボカし用)の深度測定レンズとモノクロ撮影用レンズ。

カバーを付けていても、この出っ張ったレンズがツライチで、下に置いたらレンズを覆うガラスが割れたり傷つきそうで心配だ。若干縁のシルバー部分が外に出ているけど、わずかなので、フィルムを張ったほうが良さそうだ。

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すごいのは前面ディスプレイに内蔵された指紋認証。従来の専用指紋認証より若干触れる時間が一呼吸かかる感じがあるが、この技術はすごい。もちろん今時の顔認証も搭載されていて、瞬時にロック解除されるのもすごい。でも昨今マスクをつけていることもあり、指紋認証が重要になっている。

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さっそく目玉のカメラ性能のレビューを。でも残念ながらここのブログが画像のファイル容量に制限があり、4800万画素というとんでもないデータ容量をそのまま掲載できないのが痛恨。ほとんど意味がないカメラレビューが至極残念ながら、とりあえず載せときます。

松本城から4800万画素で撮影。なぜかマックスの4800万画素(48p)はデフォルトでは撮れなくて、わざわざタップして48pにしないといけないのは謎の仕様。普段はワンランク落とした画素数だけど、任意でそれ以下の画素に落とせないのも謎な仕様。

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お城横の蓮池。AIでカメラを構えるだけで「緑の植物」と認識(画面に表示)される。こりゃすごい。

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女鳥羽川を48pで撮影。中央のサギを

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デジタルズームにする。これは手ブレの影響もあって、粗い画質でコンデジや一眼には到底かなわない。ちなみに48pモードではズームは一切効かない。

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ちなみにこれは同時に携行していた高倍率レンズのコンデジで。光学ズームはさすがに劣化が少なくてきれい。これはコンデジが今もなんとか生存できている所以。

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超広角モードで撮影。48pモードより画質はかなり落ちるが、拡大しなければ十分きれい。まるでパノラマ写真に近い。

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松本湧水群。48pにて

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松本湧水群。女鳥羽の泉 48p

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道端のお花をポートレートモードで。最近のぼかし処理も一眼カメラほどとは言わないまでも、かなり自然になってきている。

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松本市美術館草間彌生のオブジェ。夕方で日が暮れてきた中でも明るく撮れている。

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ビールを主に、背景はゆるめのボカしで。

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何も設定しなくても、AIで料理と認識されて自動的に撮影できる。

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今回のカメラ性能の目玉の一つ、スーパーナイトモード。肉眼で見るより明るく撮れる驚異の性能。拡大してもディテールの劣化が少なくてすごい。