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ポール・マッカートニーの5年ぶりの新作「The Boys of Dungeon Lane」を聞き込んでいる。幼いころのジョンやジョージ、リンゴのリヴァプール時代の思い出を綴ったポールのソロで最も内省的なアルバムという触れ込み。それを聞くと、個人的に大好きなアルバム「Chaos and Creation in the Backyard」を思い浮かべるが、その頃より意外とパワフルで比較的明るいロックンロールナンバーが多い。齢84恐るべし。ネットの評判もすこぶる良い。ビートルズやポールファンがリヴァプール旅行で訪れるスポットがPenny Laneに続いてDungeon Laneも新しく増えそうだ。

マンダロリアン&グローグー

久しぶりとなるスターウォーズの映画「マンダロリアン アンド グローグー」を見に行ってきた。生みの親ジョージ・ルーカスがスターウォーズというコンテンツを手放し、ディズニーに移ってから、いわゆるサブスクのネット配信でさまざまな作品が作られ賛否両論となっている。映画はエピソード7~9が酷評で、個人的に私もあれは無かったことにしてもらいたいほど、酷いストーリーだった。他のいわゆるスピンオフの作品も興行的に振るわなかったりで、映画はリスクが大きいということか、最近はもっぱらネット配信だけになっていた。しかし、このマンダロリアンという作品はなかなか評判よろしいようで、映画化のゴーサインが出たということなのだろう。
私はそもそもディズニーのサブスクには一度も契約せず、最近のスターウォーズは全く追いかけていないので、最初マンダロリアンの話題になったときは、古いスターウォーズファンの私はてっきりボバ・フェットの話だと思っていた。そして、赤ちゃんみたいなヨーダは一体何だ?という有様だった。YouTubeで散見される映像やネットの情報などで、なんとなく予習しつつ、今回の映画となった。
さて、感想はというと、難しいストーリーには一切触れずに、スターウォーズを見たこともない人でも楽しめるアクションと映像作品だった。マンダロリアンとは、そしてグローグーとの関係、いきさつとは?という根本的なストーリーの描写は全く無く、ひたすらマンダロリアンのかっこいい迫力のアクション、そしてグローグーのコミカルで可愛いアクションの連続。
YouTubeなどで見ていると最近のスターウォーズはマーベルコミックスのような映画化になってきているなと思っていたが、この映画ももはやそんな感じだった。そもそも生みの親ジョージ・ルーカスですら、後半手がけた自身のスターウォーズ作品でファンから批判され、嫌気がさしてディズニーに売ってしまったスターウォーズ。その後の他の監督や脚本によるスターウォーズもそれ以上にコアなファンから反感を買ってしまって、今で言う炎上の嵐となってしまった。もう誰がやっても納得できるストーリーやキャラの設定というのは不可能なのかもしれない。

今回のマンダロリアン&グローグーの映画は、もはやシリアスなストーリーに基づいた映画作りは不可能なので、あくまでアクションと映像だけに割り切った内容となっていて、それはそれで楽しめた。逆に、今回楽しめたから、より深くストーリーを知りたいという人はディズニーチャンネルのサブスクに加入してね、ということなのだろう。あえて一切ストーリーに触れなかったのは、さすが商売上手なディズニー様ということか。

ストーリーということで、ただ一つ、元々のスターウォーズは宇宙版ゴッドファーザーで、父と子の物語が根本にあった。今回もマンダロリアンとグローグーも父と子の関係とも言える内容で、そういう意味でスターウォーズの根っこはちゃんと張っているのだなと、見てから感じたところである。

Man on the Run ポール・マッカートニー

ポールマッカートニーのドキュメンタリー映画「Man on the Run」。先日一日一回限りの上映で、うちの長野の田舎でも奇跡的に上映してたのだが、行きそびれてしまった。というのも、この手のポールやビートルズのドキュメンタリー映画は今までいくつもあったし、既視感が強くてそれほど関心がなかったのが正確なところ。しかし、よくよく調べてみると、amazonが配給権を獲得しているらしく、自分も加入しているサブスクamazonプライムのプライムビデオで無料で見れるではないか!ありがたい。ということで、少し遅れて鑑賞した。内容としては、ごくごく普通のドキュメンタリーで特に目新しいものはなかったけど、やはりAI処理されたような昔の映像がやたら滑らかで音も良かった。 5年半ぶりの新作「The Boys of Dungeon Lane」も楽しみだ。

ロバート・デュバル逝く

偉大な名優ロバート・デュバルが亡くなった。個人的に大好きな俳優だった。やはり(多くの人がそうであろう)ゴッド・ファーザーのトム・ヘイゲン役だろう。また地獄の黙示録の「朝のナパーム弾の匂いが好きだ」のセリフが強烈だった中佐役も印象的だった。最後に見たのはトム・クルーズのジャック・リーチャーでの銃砲店での親父役。最後まで素晴らしかった。どれも脇役なのだが、(アカデミー主演男優賞も映画テンダー・マーシーで獲得していて、これも見たけどあまり印象的じゃなかった)やはりロバート・デュバルは最高の脇役俳優だと思う。手元にあるDVDはゴッド・ファーザー3部作(出演は1と2)、そしてジョージ・ルーカスがスター・ウォーズの前に手掛けたTHX1138。久しぶりに見直してみよう。

ビートルズ Anthology 4

予約注文しておいたビートルズのアンソロジー4(CD2枚組)が届いた。以前の投稿の繰り返しになるが、ジャイルズ・マーティンの一連のデジタル・リマスタリングシリーズは最初の頃は購入していたが、あまり意義を感じなかったので全て売却した。いずれアンソロジーシリーズも新たにデジタル・リマスタリングされるとは思っていたが、それに加えて新たに4つ目のアンソロジーがリリースされるとは予想できなかった。
アンソロジーは1が初期、2が中期、3が後期と分かれていたが、今回の4は1~3のすべての活動期間から未発表曲を含め選りすぐられていて、さらにFree as a Bird、Real Loveをジェフ・リンのプロデュースで進化させ、そして最後の曲Now and Thenを追加収録。
すべて通して聴いたが、なかなか聴き応えあって良かった。このアンソロジー4は売却せず手元に残しておこう。

花田裕之 45周年「RESPECTABLE HANADA〜a tribute to Hiroyuki Hanada」

長野市ネオンホール花田裕之デビュー45周年祭3Daysの最終3日目に行ってきた。1日目はアコギでソロ(流れ形式?)、2日目は他のミュージシャンとのセッションとのこと。僕が参加した3日目はbandHANADA。今年久しぶりに花田のライブ流れを茅野に行って、それに続いて2回目でbandHANADAもかなり久しぶり。花田のアコギソロライブ「流れ」は全国津々浦々巡って、長野にもたまに来てくれるが、bandHANADAは横浜など普段は大都市でしか見られないので、長野に来てくれるなんてかなり珍しくとてもありがたい。

おなじみベース井上富雄、ギター大西ツル、ドラム椎野恭一といずれも日本のロック界を支える屋台骨のメンバーから繰り出されるバンドサウンドやはり至宝だった。エリック・クラプトンキンクスボブ・ディランのカバーも交え花田のソロの数々を約2時間、2回のアンコールに応えてくれた。

花田がルースターズでデビューした45年前の自分はその頃は幼児だったので、彼の音楽にはまり始めたのが高校生の頃(ソロ、布袋寅泰との共作「Open Your Eyes」)。なので自分の花田裕之デビューは約30周年くらいなのかもしれない。ずっと花田をリスペクトしてきた。今回のライブはそんな長年彼の音楽に付き合ってきた収穫Harvestがロックのシャワーで降り注いだ最高の秋の夜だった。

ビートルズ アンソロジー4

過去にリリースされたビートルズのアンソロジー(1~3)が新たにリマスターされ、さらに数年前にリリースされた最後の新曲「Now and Then」や未発表曲を加えてアンソロジー4も追加して同時に発売されるという。昨今のジャイルズ・マーティンのリマスターシリーズの一巻として、アンソロジーシリーズのリマスターはあるだろうなと思っていたので、やはりというところだった。個人的にはジャイルズ・マーティンのシリーズは最初の内は購入していたが、現在の自分のオーディオシステムでは最新リマスターを堪能できるものではないため(全然楽しめなかった)、結局全て売り払い、それ以降のシリーズは購入していない。今度の新しいアンソロジーも今のところ購入する予定はないが、追加される4はやはり気になるところだ。