山陰・美作 湯の旅 「奥津温泉」

Okutsu

今回の旅の最終は美作三湯で唯一行っていなかった奥津温泉。過去に化粧品メーカーがその湯で化粧水を作ったとか言われる”美人の湯”として名高い。利用したのは町の大型スパ施設「花美人の里」。たいそうな名前が付いているが、やたらと豪華で凝った建物はずいぶんお金がかけられている。奥津温泉美作三湯で一番小さくこじんまりした温泉地だが、その中にあってこの巨大な温泉施設は際立っている。本当は江戸時代の殿様が好んで入ったという「鍵湯」を利用したかったのだが、日帰り入浴は16時までで、入れず残念だった。

花美人の里は¥900とちと高い料金だ。いろいろなお風呂があるが、なんだか中途半端な印象だった。一応、奥津温泉の美人湯は堪能できるが、少し腑に落ちないというか、残念だった。これほど大きな施設にもかかわらず、また連休中にもかかわらず、食事ができるレストランが17時で閉店という理不尽さ。温泉街には他に食事をとれるところもなく、コンビニすらなく、奥津温泉道の駅で泊まるつもりが、けっきょく院庄IC近くまで足を伸ばし、近くの道の駅で泊まることになった。本当は北上して関金温泉に行くつもりだったが、予定が狂ってしまった。奥津温泉から湯原温泉にかけてコンビニが全くなかったのは痛かった。ウィルコムが見事にどこも圏外だったのもまいった。

まぁ、とにかくこれで美作三湯を制覇できた。