富士山・伊豆の旅

Fuji2009_3

2009年あけましておめでとうございます。

2日と3日に富士山と伊豆の旅に出掛けた。快晴の富士山をぐるりと一周して、御殿場からそのまま伊豆半島へと足を延ばした。伊豆半島は初めての上陸だ。伊豆半島と言えば美味しい海の幸、そしてやはりあちらこちらにある温泉地のイメージがある。今回、その伊豆半島でも有名な伊東温泉を夜風呂に、そして朝風呂を熱海温泉で利用した。伊東温泉は関東でも有数の湧出量を誇る伊豆半島を代表する温泉地。伊豆半島に来たら一番に伊東温泉に来たいと思っていた。正月2日で休んでいる公衆浴場が多い中、国道を挟んですぐ目の前が海がある公衆浴場「汐留の湯」を利用した。地元の人たちが利用管理する素朴な銭湯。せいぜい4~5人が入ればいっぱいになる湯船の底からこんこんと湧くとても熱い単純泉が体を芯から温める。いかにも海の高温泉。体にまとわりつくような熱い湯が印象的だった。

さて、夜は伊東温泉の道の駅マリンタウンで休息した。この伊東の道の駅はとても大きく、我々パーキングキャンパーには噂には聞いていたが、ほんとうにすごい。ヨットが並ぶ風光明媚な海沿いにレストラン街やおみやげ店、雑貨店など立ち並ぶまるでちょっとしたデパートがある。伊東温泉だから、もちろん立ち寄り湯もある。駐車場も多く、軽1BOX、ハイエース、トレーラーハウスなどのフルキャンピングカーまで、まるでキャンピングカーの総合見本市のような状態だった。さすがに噂通りのすごい道の駅だった。そんな道の駅で富士の伏流水で作られた地酒をひっかけ眠りにつく。

朝から北上し、熱海温泉の朝風呂を利用した。海沿いの一大温泉地。昔は新婚旅行のメッカであまりに有名な熱海。今はずいぶん寂れたのが皮肉にも話題になっているが、昔の繁栄がそのままのようなホテルなどの白いビル群が海と山の狭い急坂にひしめきあっている。

利用したのは日航亭・大湯という日帰り温泉施設。最初どこかの立派なホテルで利用できるお風呂だと思っていたが、古びた小さな浴場だった。94度の非常に熱い塩化物泉が大きめの内風呂と露天風呂に注がれている。なんだか磯臭いお湯はいかにも海の温泉といった感じだ。入浴料が¥1000ととても高いのが残念だったが、熱海温泉のお湯を堪能することが出来た。

今年もさっそく有名所の温泉地を堪能して旅が始まった。さて、今年はどんなすばらしい温泉とお酒に出会えるだろうか。