自宅ネット環境 どんなときもWi-Fi→WiMAX

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アパート暮らしの時は付属していた地元のケーブルTVのネット環境だったが、昨年一軒家を建てて引越して自宅のネット環境をどうするか悩んだ。ライトユーザーなので、節約も兼ねて光ケーブルなど有線は一切ひかず、ポケットWi-Fiでの運用にした。その時契約したのが当時出たばかりのクラウドWi-Fiなるドコモ、auソフトバンクLTEを借りた「どんなときもWi-Fi」。既存のWiMAXのような3日で10GB制限がなく、完全無制限を謳ったサービス。個人的にはライトユーザーなので、使い放題よりむしろWiMAXより圧倒的にエリアが広く繋がりやすい4GのLTE回線を使えることが決め手だった。実際繋がるのは99%ソフトバンク回線だったが、どこでも繋がるし、速度も反応もすこぶる速くて満足してた。がしかし、今年の2月に速度が極端に遅くなる障害が発生。ま、そんな事もあるだろうとスルーしてたのが、3月にはほとんど繋がらない大規模障害が発生。コロナ自粛でのテレワークなど、ネット回線の需要が増大して、想定して確保していた容量をオーバーしたようだ。しかし、ユーザーとしては無制限が売りで契約して料金を払って使っている以上、それは言い訳にならない。4月には復旧しますとアナウンスされていたのが、全く繋がらなくなる始末。仏の顔も三度まで、残念ながら解約する事に(2年契約だが、違約金は免除、3月と4月の料金は返金対応)。

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次に契約したのは最初にどんなときもWi-Fiと比較検討していたWiMAXKDDI系の回線で、ネットビジネスの老舗GMOがプロバイダのとくとくBBにした。

どんなときもWi-FiLTE回線よりエリアは不利で、電波の特性上建物など障害には弱いが、幸い我が家は窓際にルーターを置けば電波はMAX。スピードテストでも、若干反応は鈍いが、速度自体は遜色ない。

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混雑時の21時台もこの通り。時にはダウンロードは10Mbps、アップロードは1Mbpsを切ることもあるけど、LTEよりは安定してる。どんなときもWi-Fiで散々不安定で繋がらないイライラを経験してきたので、速度は出なくてもむしろこの安定感がありがたい。

どうしても3日で10GB制限は免れないので、例えばAmazonテレビなどで映画を見過ぎないように気をつけないといけないが、普通は問題ないレベル。

ちなみに、ルーターはどんなときもWi-Fiはレンタル扱い。解約時に本体と元箱や付属品まで完全に返さないと違約金が発生する厳しさ。対してWiMAXは実質無料配布。ルーター端末も液晶ディスプレイ付きで、細かく設定できて使いやすいのが良い。その分バッテリー持ちはイマイチなのは欠点。

 

どうやらまだまだ無線での自宅ネット環境は完璧とは言い難いようだ。個人的に5Gのような速度は現状必要ないので、5Gサービス開始で旧回線となる4G回線の安価な完全使い放題と安定性が確立される方がありがたい。