雪道 日産キャラバンGL-L E24

Yvulooi8 今日は昼間に一気に雪が積もった。1月後半からよく雪が降る。日中に雪が積もるのはよほどだ。仕事でもプライベートでもどこでも頼りになる相棒、愛車のE24キャラバンはFRということもあり、やはり雪道は苦手だ。普段は荷室は空で、もともとトラクションも良くないバンということもあり、雪道のグリップは最悪と言ってもよいだろう。3200ccのパワフルなディーゼルのトルクと、乏しいトラクションで乾いた路面でも簡単にホイールスピンする車なので、雪道ではより慎重にマニュアルミッションを操り、滑らないよう気をつける。スタッドレスタイヤもかなり古いTOYOのガリット。溝はあるがゴムはかなり硬化していて危険だ。
しかし、雪道は運転技能を磨くには最適な環境だ。車の挙動や限界を知ることができる。フィンランドなど北欧にF1やWRCラリーに偉大なチャンピョンが多いのは常に雪道を走っているからだ。実際にフィンランドに行くと、アイスバーンをものすごいスピードで走る。日本人が彼らの運転に同乗するときっと冷や汗ものだ。日本でも雪国の東北や北海道のドライバーの運転技能は他の地域のドライバーより高いはずだ。
今回の画像は愛車E24型キャラバンGL-Lと富士山のショットでとても自己満足している。先日また富士山に行ってきた。わずか2週間ぶりの富士山。今度は天気予報で狙って向かった。こちらは山梨側のいわゆる雄山。雄大な富士山は頂上付近が白くて、ベタな富士山だけど、やはり美しい。昼間でもマイナス5度の富士五湖周辺はスタッドレスタイヤを履いているとは言え、キャラバンには慎重な運転を求められる危険な道中だ。ロングボディの1BOXであるキャラバンだが、パワフルなQD型3200ccディーゼルエンジンをマニュアルミッションで走らせるのは充分なパワーでどこでも行ける。ガソリン高の中、軽油は安いし、どこに行ってもどんな走りをしても常にリッター12kmを走る燃費の良さはとてもありがたい。
E24型キャラバンは今で3台目。最初の中古で購入したTD27エンジンのDXグレードのロングバンは軽快に走る車だったが、いかんせん黒煙がひどく手放した。そして2000ccガソリンエンジンを積んだ新車で買ったDXグレードのキャラバンはいかんせんパワー不足だった。KA20型ガソリンエンジンはがさつでパワーのない最悪なエンジンだった。それで再びパワーのあるディーゼルエンジンに。黒煙が抑えられたQD3200エンジンを積んだGL-Lをネットで探して購入、今に至る。3台とも全て5速ミッション。キャラバンのマニュアルミッションのシフトフィーリングはハイエースのふにゃふにゃな感触と比べて固くてしっかり感があって気に入っている。
現行型E25キャラバンのディーゼルエンジンは新世代直噴型でパワーもあって評判はすごく良い。でも、ハイエースと比べてあまりにひどくて悪評高いデザインと、やはりGXグレードにMTの設定が無くては、私はいつまでも今のE24のGL-Lを手放すことはできない。そして、何よりデザインが気に入っている。