世界の終わりとアイルランド

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この不思議な黒いビールを日本中どこでも飲めるようになったのは、古代エジプト人がビールを造り出した歴史から見たら、つい昨日の事だと知った。ギネスを生んだアイルランド。行ったことないけど、彼の地は寒く陰湿で辛いそうだ。だからこそ彼らは人生を楽しむためにこの黒いビールと、何より地球上で最も美味しいウイスキーという名の琥珀色の飲み物を生み出したのだろう。タラモア・デュウでも、ジェイムソンでも、ブッシュミルズでも何でもいい。ウイスキーと、ギネスと、ロッド・スチュワートのロック。この3つがあれば人生事足りるような気がする。英国の文豪サマセット・モームは「ロンドンに飽きたら、それは人生に飽きたことだ」と言った。彼の言葉を借りるなら、アイルランドは世界の終わりなのだと、人生の墓場なのかもしれない。それは永遠の生だと思う。…と村上春樹風に綴ってみた。「僕らの言葉がウイスキーであったなら」