ビールもどき飲み比べ 発泡酒、発泡性リキュール

Beer

秋の新作ビールが出てくるようになった。と言っても、正確に言うとビールではなく、発泡酒第三のビールと呼ばれるリキュール(発泡性)だ。特に最近はコンビニ提携や大手のデパートとの提携によるPB(プライベートブランド)が今は熱い。どんどん新作がリリースされ、それもおいしくなっているのは庶民にはうれしい味方だ。

今日コンビニで見つけ買ってきて新しく飲んだのはキリンの「ホップの真実」。第三のビール、リキュール(発泡性)だ。最近は銘柄に味の特徴など名前を冠するのがよくあるが、これもとてもおもしろいネーミングだ。

さて、肝心の味はとても後味が特徴的で強い。最初の喉ごしはたいしたことはないが、後味がしっかりしていて、なかなか良かった。

同時に買ってきたのは同じリキュールのサントリー「ザ・ストレート」。最近加藤夏希がレオタード姿でCMをしているやつだ。こちらは最初の喉ごしがガツンとすばらしい。後味はいまいちだが、充分飲めるものだ。そして、もう一つ買って飲んだのはアサヒの「クールドラフト」。こちらは発泡酒で、発売されてから少し時間が経って、それほど新しくないが、改めて飲んでみると、これがどうしたものかいまいち気に入らないのだ。最初の飲み応えも無く、後味も無い。例えば、朝から飲んだり、昼間バーベキューで肉のお供にがんがん飲むには適しているのかもしれないが、ビールとして味わうにはあまりに物足りなく感じた。

いずれにしろ、一つ言えるのは発泡酒が劇的においしくなって、下手なビールと遜色が無くなった様に、第三のビール発泡酒と変わらないほどの実力(味)を身につけているのがよく分かる。本当に最近の「麦の新ジャンル」と呼ばれる第三のビールは企業努力で劇的においしくなっていると思う。