ジミ・ヘンドリックス リーバイスのCM

Icywx6gn 新しいリーバイスのCMでジミ・ヘンドリックスのあの有名なシーンが使われている。中村獅童が出ているやつだ。
モントレー・ジャズフェスティバルだったかな・・、忘れたけど、ギターをぶっ壊して、まぁ、ここまでは例えばWHOのピート・タウンゼントとか既にやっていたわけだけど、その後なんと火をつけて燃やしてしまった(笑)
あの、超絶ギター、そしてそのステージパフォーマンス、彼のギターはもちろん、彼のパフォーマンス全ては当時のWHOなりクラプトンなりジェフ・ベックらUKロックに君臨するバンドやミュージシャンを何もかも吹っ飛ばした。駆逐した。彼らはジミヘンを観るなり聴くなり彼らの今までの栄光のキャリアを自己否定するくらい、これからの音楽を断念しようと思わせるくらい、挫折させ、萎縮させたのだ。
あまりにすごいから、やはりその彼の巨大すぎる才能は彼を若くして殺してしまった。
ジミヘン・・・、日本では知る人には耳にタコが出来るくらいの大きすぎる存在だけど、欧米ほど一般的には知名度はない。今回のCMでもそれほど一般の人にはたいした意味はないけど、少しでも若い人がジミヘンのいろんな意味でのすごさに打ちひしがれて欲しい。当時のUKの大者たちが挫折したように。
時代は変わる、時代は進む。でも、音楽は60,70年代を頂点に時代が進むにつれおとなしくなっていくのが現状だ。そんな中でジミヘンの存在は時代が進むに伴ってますます大きくなっていく。