20数年ぶりに8耐へ。復活した伊藤真一の応援。50歳でこのライディングはすごい。順位は残念だったが、勇気をもらった。
(Canon EOS Kiss X7 / SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM)
スマホをZTEのBlade V8へ機種変更。というのも、2ヶ月前に購入したばかりのモトローラmoto G5plusを落としてディスプレイを割ってしまった。使い続けようとするも割れたガラスの破片が指に刺さって、使用し続けるのは不可能と判断。
買い替えはいろいろ考えたが、G5plusを購入する時も比較検討したデュアルレンズカメラ搭載が面白そうなBladeV8に決めた。同じデュアルレンズのHuaweiのP10やP9の方が圧倒的に性能が良いし、novaやP10liteの方が安くて絶対お得なのは分かっていたが、他の人とは違うのを好む性分でZTEへ。もともとAXONとか格好良くて性能も良さげで、メーカー自体の印象は悪くなかった。
前機種G5plusとの比較も含めてBladeV8のレビューをしてみる。
アマゾンから届いた。箱がかっこいい。購入額¥34154也。つい2ヶ月前のG5plusも同じくらいで購入した。痛すぎる出費…(-_-;)
開封の儀 上のメガネみたいなのはスマホで3Dで撮った画像を見るためのもの。
付属品はSIMトレイを取り出すピンと、充電器、ケーブルなど最小限。スタートガイドも最小限の内容。Huaweiみたいにケースは無し。残念。
nanoSIM×2の仕様。SDカードを入れるとSIMは1枚しか挿入できない。
電源投入!
FHDの液晶ディスプレイ。思ったよりきれい。いや、かなりきれい。個人的にHDでも充分だと思っているくらいなので、エクスペリアやギャラクシーのように4KとかFHD以上の解像度は全く不要だと思うのだが。
設定を済ます。SIMフリースマホを設定したことがある人なら何も難しくない作業。
本体サイズは高さ 約148.4mm×幅 約71.5mm×厚さ 約7.9mmとスリムで薄い。重量は141gと軽い(G5はやや重かった)。指紋センサーが前面下部にあるのはGood。これは今時珍しい物理ボタンにもなっていて、やや固めで押し込むとホーム画面に戻ったり、長押しするとgoogleのサービス画面に移動したりする。デザインは良い意味でも悪い意味でも最近SIMフリー機の世界を席巻しているHuaweiのスマホにそっくり。スタイリッシュだけど、没個性的…。
左V8、右G5plus。ディスプレイは同じ5.2インチFHD。高さはほぼ同じだが、横幅はG5の方が広い。G5はややベゼル幅が広いため。ディスプレイの綺麗さはどちらも同じくらい。G5はフラットなディスプレイで良かったのだが、V8は最近多い2.5Dガラスとかいう、端が微妙にカーブしたディスプレイのため、市販のフィルムがうまく貼れない。G5は普通のPETフィルム貼っていたのに割れたので、今回V8は専用のガラスフィルムを貼ったが、見ての通りディスプレイの両端より狭いフィルムで、すごく気になる。普通のフラットなディスプレイに戻して欲しいもんだ。
背面。V8はミッドナイトグレー、G5plusはルナグレーというカラーで、どちらも同じグレーだけど、V8はややブルーがかったグレー、G5はチャコールのようなグレー。どちらも同じアルミ?素材。G5はモトローラのロゴが格好良くて質的にも凝っているけど、周りの縁がキラキラメッキ仕様になっていて、逆に安っぽい。シンプルなV8の方が個人的に好感有り。個人的に背面がメタルだとかガラスだとか、どうでも良い。ていうか、そこにコストかけるより、プラスティック素材にラバーコーティングして滑りにくくして欲しい。最近ほとんどの人が手帳型とかカバー掛けて使っているから、背面の素材とか関係ないような気がするし、僕はカバーは付けない派だけど、メタル仕様だとサラサラして滑りやすくて、ガラスだと落としたら悲惨。
右側面に音量と電源ボタンがある仕様は同じ。左側V8の方が明らかに薄いのがよく分かる。G5は側面が丸くなっていて、V8の方は両側が斜めにカットされている。V8はメッキ処理がされていないけど、カットされた部分がさり気なく光り、格好良くて質感も良く見える。
下部の両方の丸い穴がスピーカー。端子はマイクロUSB仕様。タイプCの端子も増えているけど、自分には今持っているマイクロUSBの資産をまだ活かしたいので、これで良い。ヘッドフォン端子は上部。
G5plusでもそうだったが、指紋センサー部をスライドさせることで、「戻る」や「履歴」機能があって、画面を広く使えた。今回V8もLEDブルーに光る部分が「戻る」、「履歴」ボタンになっていて(設定で左右を好みで変えられる)、画面内にボタンを表示させず広く使えるのがすごく良いと思う。
全機種G5plusは2.0GHZのオクタコアでRAM4GB、ミドルから上よりの性能だったので、今回のV8はミドルから下あたりになるのかな。自分はゲームとか一切しないので、このくらいでも問題なし。バッテリーは2700mAh。
今回の目玉、背面のデュアルレンズ。1300万画素と200万画素。フロントのカメラも1300万画素と、カメラには力が入っているモデル。
カメラを起動したら、デュアルカメラモードにして、ボケを選択。
後ろのテレビにピントを合わせて撮影。
ギャラリーから画像のピントを変更。手前の箱にリフォーカス。F値を変更してボケ具合も変えられる。この機種の必殺技。これが使えるのはデュアルカメラモードで撮った場合のみ。通常のカメラ撮影だと後からこのような変更はできない。でも、デュアルカメラモードはマニュアルモードで撮影できず、明るさすら変更できないので(ピントを合わせてシャッターを押すだけ)、まずもってきれいな写真をとりずらいのが難点だ。F値を低くしすぎるとボケ方が不自然なので、やはりそこは普通の一眼レフカメラとは違う。また、暗い場所には弱い気がする。
でもうまく調整すればなかなか自然なボケ方の画像が取れるし、フェイスブックやインスタにアップするに充分の画像で、けっこう遊べるしこれは有りだと思う。他の画像や作例は後ほど。
[まとめ]
良いところ
○薄くて軽い。
○メタルな質感が良い。
○不要なプリインストールソフトが少ない(G5より多いけど、アンインストールできるのが多い)
○FHDの画面がきれい
○atokとか使ってきたけど、意外とWnnの文字入力が賢くて使いやすい。
○デュアルレンズカメラが面白い(画質はG5plusより劣る)
○ホームや戻るボタンが画面外にあり、画面が広く使える
○値段が安くコスパが良い。1万円台で買える(2018年2月現在)
悪いところ(G5plusと比べて)
☓バッテリーの容量が少なめ。最近の同じ5.2インチのスマホは3000mAhが多いので、V8の2700mAhは心もとない。電源のアプリ管理でうまく設定すればそこそこ持つが、何もしないと減りがすごく早いので注意。
☓急速充電に非対応。充電に時間がかかる。
☓本体の発熱が気になる。G5はほとんど発熱しなかったけど、V8はスペック的に余裕が無いのか、充電中やアプリによっては発熱が気になる。ちゃんと放熱していると思えば良いのだが。
以下、カメラの作例。前機種G5plusの性能の良い明るいレンズには画質でかなわないけど、やはりデュアルレンズが楽しい。
手前の狛犬にフォーカス
後ろの鳥居にリフォーカス
奥の龍にフォーカス
手前の柄杓にリフォーカス
暗い室内は苦手
奥のギターにリフォーカス。これはやり過ぎで不自然な例。
ロンドン、ダートフォート駅。キースがマディ・ウォーターズとチャック・ベリーのレコードを抱えたミックと出会う。そこから始まった現存する世界最強のロックバンド、ローリング・ストーンズ。後にレコードはCDとなり、そして今はデータとしてipodやスマホに収められ影も形も無くなり、そんな出会いは無くなったけど。
グランフロント大阪北館。金沢工業大学の主催の世界を変えたレコード展。入場無料とは思えない充実した内容で、心が躍る一時だった。
黒人がブルースを生み出し、チャック・ベリーやエルヴィスがロックを生み出す。後に20年ほどアメリカはブリティッシュインベンションの下に置かれるけど、彼らが最初に確立したという絶対的な事実がアメリカにはある。アメリカは偉大だ。
実験的な音楽、アートとしてのアルバムジャケット、今では当たり前のプロモーションビデオも、全てビートルズがやってしまったような気がする…。
ペイジ翁曰く。まさにそうだと思う。
彼の与えた影響は計り知れない。
初期のヤードバーズ。クラプトンが好青年過ぎる。しかし、この頃から神と呼ばれるギターの腕と、ブルーズへの強い愛情と意志を持っていた。
花火のように咲いて、はかなく散ったジャニス。彼女とジミヘンはこの時代を象徴する存在だなぁ。
本当に彼は最後までかっこいいデヴィット・ボウイだった。
日本の一番の問題が日本人がThe Whoを知らないということかもしれない。
ロッドが一番元気だった頃、輝いていた頃。いや、今もまたロッドは輝いているけど。
キンクスを聴くとロンドンに居るような気分になる。イギリスの酸いも甘いも教えてくれる。
歴史的名盤。天才少女とは彼女のことかな。おばさんになった今も変わらないほど可愛いキャロル・キング。
個人的にディランより彼らの詩の方が好きだ。このタイトル、それだけでもすごいと思う。
ジギー・スターダスト。ビートルズのアルバム以外に無人島に10枚だけレコードを持っていっても良いと言われたら、まずこの1枚を挙げる。実際、世界の名盤10枚を選べばこれが入ってもおかしくないほどの歴史的名盤。
名盤だらけの、いや、名盤しかないツェッペリンのアルバムで、ジャケットで選ぶならこれ、プレゼンスかな。
あまりに有名なピンク・フロイドの原子心母。昔これを聴いた親父が「音楽は終わったと思った」と俺に言ったことをよく覚えている。俺は彼らの音楽は理解できない。
いとしのレイラ。日本人でこの曲を耳にした事がある人はかなり多いけど、この美しいジャケットを知っている人は少ない。
クラプトンと天才スティーブ・ウィンウッドなど、スーパースターが集結して話題になったブラインド・フェイスも、このインパクトあるジャケットの1作きりだったが、名盤であるのに違いない。ウィンウッド色の強い美しいサウンド。
ポリスの名盤。初めて聴いた時、スティングの高音ボイスと、若いトリオなのに完成度の高い鮮麗されたプレイが印象的だった。
彼女がシャウトして踊りまくってた頃が、一番アメリカが強かった時代だったような気がする。ジャケットも素敵だ。
このアルバムを額に入れて、自分の部屋にも飾っていたこともあったなぁ。ウイングスが絶好調だった頃。
時代を感じさせるサイケなデザインのクリーム。個人的にはラストのグッバイ・クリームでメンバー3人がミュージカル調に並んでいるジャケットの方が好きだな。
ニューヨークに行ったらやりたいやつだ(笑) たしかトム・クルーズとキャメロン・ディアスが映画の中でこれを真似していたな。
偉大なアメリカンバンド、イーグルスの言わずと知れた名盤。この頃のアメリカを象徴する永遠の名曲。
アンディ・ウォーホールの有名なジャケット。曲もストーンズらしいファンキーな名盤。ブラウン・シュガーやビッチなど、個人的に好きな曲も多い。
邦楽もポップスから歌謡曲、アイドルものまで多数展示されている。YMO、日本人が世界の大物達に影響を与えたという意味でも、すごい大名盤。
ビートルズ解散後、彼のメロディメーカーぶりが爆発し、さすがポールと言わしめた名盤。ジャケットも面白い。
リヴァプールのマシュー・ストーリート。ここでジョンと同じポーズで写真を取るために、2度ほど行ったことがある。懐かしく思った。
ビートルズ以後、世界の音楽史にこれほどの衝撃を与えたのはやはり彼らだった。
あまりに有名なビートルズのラストアルバム。そしてあまりに有名なジャケット。このロンドンの有名な横断歩道とスタジオに世界中から訪れる人達は今も後を絶たない。自分もその一人。また久しぶりに行きたいな。
今またレコードの生産量がすごい勢いで復活しているそうだ。アナログ独特の温かいサウンドと音質の良さは、圧縮音源に慣れた若者には逆に新鮮なのだろう。そして、大きなアルバムジャケットのアートを楽しめるのも、アナログレコード復活の理由なんだろうな。
(写真:moto G5 plus) ※場内の写真撮影は許可されています。
今年35年ぶりに続編が公開される映画ブレードランナーの世界感。タイレル社に乗り込む心境だ。
入ってまず出迎えてくれるのがこの巨大できらびやかなシャンデリア。これを撃ち落として敵をやっつけるパターンが頭のなかで浮かぶw
やたら広いエレベーター。英語のアナウンスが先。こら、ここは日本だぞ(`Д´) /
ロビーのオブジェ。マシュマロマン?ビバンダム? ここだけでウン千万円かかっているとか。
えーと、私ならここのロビーでも充分眠れますよ。おいくらですか?
夕方チェックインして、夜中来た時も踊っていた半分裸のようなDJ。あの女はアンドロイドに違いない!
ロビーは当ビル最上階。ホテルのロビーは1階にあると考える私のような庶民感覚。
野球ができそうなほど広いw
このホテルの施工に関わった相方さんが内緒で教えてくれた隠しバー。
案内プレートは木の根を使っている。下手な従業員より詳しい相方さん。
迷子になりそう…
誰だ!? 部屋に入るなり勝手に音楽が鳴りだしたぞ(`Д´)
実はこのホテルの客室は相方さんがデザインした。
えーと、ジョージ・クルーニさんがお泊りですか…
色々出てくる。ピストルやライフルが出てきてもおかしくない雰囲気
高層階のため、お菓子の袋がパンパン。
パナソニックの49型プラズマテレビ。まだプラズマ作ってたんだ。黒の発色にこだわったのかな。今ならどうせなら有機ELテレビでしょ!と偉そうにつっこむ。
部屋からの眺め。「車がゴミのようだ!」ムスカ大佐 これだけ高いと飛び降りても死なない?と感覚が麻痺するのは俺だけだろうか。
なぜ枕が一人に2つもあるのか。高級ホテルはこれが普通らしい。
部屋のカーテンを開け閉めしたらやたら動きが悪いなと思ったら、こちらの枕元の液晶パネルで操作する電動カーテンだと判明。はいはい、そーですか。
室内誌。うーん、読んでもよく分からんし私には関係ない内容ばかりだ
落ち着かん…w
歯ブラシが箱に入っております。
歯磨き用のグラスで高級ウイスキーが飲めそうだ
バスタブの水圧が空前絶後だ。一気にお湯がたまる。さすがだ。
枕元のボーズBTスピーカー。これは欲しいぞ。
風呂上がりにルームサービスをいただく。
スパークリングワイン、エスパス? ルノーの車にエスパスってあったよな。
ドラゴンフルーツまで入っているぜ。
貧乏人の舌にはマカロンの甘さが2口目から致死量に値すると判断。1口でリタイア。
おはようございます。
朝めしだ~♪ いや、失礼しました。ぶれっくふぁーすと。
量より質です。
野菜のスムージー
普段あまり食さない種類もあって、サラダ好きには嬉しい。
pain ご飯や味噌汁など、和食もあるよ。
ハチミツは蜂の巣から絞る。これはすごい♪
ソファも天井もデザインが素敵だ。
さあて、食後の運動でもするか。隣の朝日新聞のビルから丸見えだ。水着は無料レンタル。スパもあるよ。
トレーニングルームもすごい。こんなホテルで長期滞在する人なんで限られるだろうな。
君子危うきに近寄らず。ロッカーの施錠の仕方が分からんw
プールまでの通路が素敵すぎる
部屋に戻って
仕事でもするか…と言ってみたい。
USB端子は分かるが、HDMI端子まであるのは、何に使うんだ。
ヒルトングループの最上級ブランド。創業者コンラッド・ヒルトンのファースト・ネームからきたんだとさ。そもそもヒルトンすら泊まったことないし、コンラッドなんてその名前すら知らんかった^^;
すばらしいおもてなしをどうもありがとう! またいつか来たいな。
(カメラ moto g5 plus)
自分が主催する彦根フォトロゲイニングの最中、それに華を添えてくれるかのように上空をブルーインパルスが飛んでくれた。翌日の彦根城築城410年祭の展示飛行に先駆け、前日の土曜日に1時過ぎから20分ほど試験飛行したのだが、お天気も良く大変素晴らしかった。手持ちのカメラがKISS X7とシグマ300mmのレンズで、マニアの方からしたら飛行機を撮るには本体もレンズも全く役不足なのだが、シグマのレンズはフォーカスが決まればテレ端の写りがくっきり素晴らしく、僕のような腕でもそこそこ撮れる。
(Canon EOS Kiss X7 /SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM)
富山県南砺市の利賀村で第4回目となるTOGA天空トレイルラン(ミドル30kmの部)へ参加。快晴で30℃近くになる暑さの中、所々雪渓が残る北陸最奥部の山々を走ってきた。ロードや林道が多いコースだけど、地元のおじいちゃん、おばあちゃんの声援が暖かく、雪深い山で力強く生きるブナの大木がすばらしいトレイルでは、そこで芽吹くたくさんの花との出会いもあって感動。
レース後はこの大会のある意味メインとも言える地元の山の幸満載の後夜祭。前夜祭と違って、レースの心配は要らないから心置きなく飲める、食べる。そして翌日は山菜採りやそば打ち体験などオプションツアーが用意されていて、田舎体験も楽しんだ。
何かとおもてなしが素晴らしく全国的にも評判の高いこの大会。東に行くと同じく神流マウンテンランという大会もあって、僕は2度走らせていただいたが、こちらはプロトレイルランナー鏑木さんが携わる紅葉のふかふかトレイルコースが評判で、前夜祭や民泊体験など「東の神流、西の利賀」と言えるほど。
でも、あくまで個人的な感想だけど、感じたのは神流は年々深刻な過疎化で町全体が少し暗く悲壮感を漂わせていた。群馬県で直線距離で首都圏に近いためか、若い人がほとんど都会に出てしまうようで、実際に神流は日本一過疎化が深刻な町とデータで出ているほど。もちろん、地元の人も外部の人も神流を愛する人はたくさんいるんだけど。
それに対して、利賀はなんだか現地の人達が元気だ。町が醸し出す雰囲気が神流のそれとはかなり違うように感じた。驚いたのは利賀はコンビニはもちろん、酒屋さんや食料品を扱う小さな個人商店すらない。コンビニが無い町は全国にたくさんあっても、観光客だけでなく、地元の人達ですら基本的な食料品や日常品を買えるお店が1軒も無いなんて、戸惑うくらい初めての場所だった。神流よりはるかに陸の孤島感が強くて、豪雪地帯の田舎。実際に高齢化、過疎化は深刻だと思われる。でも子どもたちや若い人も多くて、そして興味深いのは外部からこの村に魅せられて入ってくる若い人もいるそうだ。国際的な芸術祭など行事も年中盛んのようで、村民みなさんが活き活きしていた。
日頃いろんなスタイルで全国をくまなく旅をしているけど、マラソンやトレイルランやロゲイニングなど、走るイベントで訪れるとよりそこの町や村を深く知ることができる。中でも福井、石川、富山、この北陸3県に共通しているのはどこの田舎に行っても大きくて立派な家が建ち並び、庭がきれいに手入れされ、道がきれいに整備され、そして地元の人達が元気で明るく暖かい。物質的にも心も豊かなのはなぜだろう。
市長が開会式でランナー達に「おかえりなさい!」と挨拶してたけど、リピーターのランナーが多く、誰もがまたこの場所に「ただいま!」と言いたくて帰りたいと思える場所。今回利賀という、全国でも屈指のすごい田舎だったけど、良い意味での田舎が満載の村だった。