Canon EF50mm F1.8 STM EOS KISS X7

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”撒き餌レンズ”ことキャノンの単焦点レンズEF50mmF1.8STMを手に入れた。前モデルEF50mmF1.8Ⅱは実売価格¥9000程で、誰でも美しいボケを得られる高品質な撮影ができるとして”神レンズ”とも称されたコスパの高いレンズ。”撒き餌”とは安いのに素晴らしい写りで、誰もがパクパク食いついて、レンズ沼に陥れるというところから。2015年のモデルチェンジで価格が上がり、ネットで¥14000程になり、”神”とまでいかなくなったけど、それでもコスパは高い。

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愛器EOS KISS X7に装着。50mmはAPS-Cに換算すると80mm相当になり、なかなかの望遠になる。X7のようなAPS-Cには専用の薄型軽量パンケーキレンズEF-S24mmF2.8STMがあって、一般的にそちらの方が広角で撮影しやすい。迷ったけれど、自分の撮影スタイルは80mmの方が合っていると判断。何より、より明るいF1.8は魅力的だった。小さくて軽量なX7にこの軽量な単焦点レンズはよく似合っているな。

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元はX7のダブルズームキット(18-55mm、55-250mm)を購入。すぐに2つのキットレンズを下取りに出し、シグマの高倍率レンズ(18-300mm)にまとめる。そして50mm単焦点。見事な初心者の王道ぷりw レンズ沼は底なし。これからもズブズブと沈んでいく…でも幸か不幸かお金がないので、沈むことはない、たぶん…。

 

レンズの写りに関しては既にブログやサイトで語り尽くされているので、購入後ササッと撮った作例だけを載せておく。

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レンズが届いた日は大雪。仕事から帰って、夜の自宅の玄関周辺を何も考えずにサクッと撮影。この暗い状況でまさに明るい単焦点レンズの威力が出たかな。まずまずの写りかと。

雪の近江鉄道

f:id:plastic-soul:20170115233910j:plain大寒波で鈴鹿の雪山登山へ行くつもりが、積もり過ぎて危険なため、近江鉄道で1日乗り放題切符を購入して、のんびり電車の旅(日野駅彦根駅

 

f:id:plastic-soul:20170115233946j:plainスタートは築100年以上と歴史のあるレトロな駅舎、日野駅。最近映画のロケとかで使われているそうだ。

 

f:id:plastic-soul:20170115234005j:plain彦根に工場があり、同鉄道路線の駅名にもなっているフジテックのラッピング電車。JRはどこの路線も遅れが発生してたけど、さすが湖北の鉄道会社だけあり、余裕の?定時運行。

 

f:id:plastic-soul:20170115234027j:plain伊藤園のラッピング電車。きれいなグリーンだ。2両目は濃い味かな。

 

f:id:plastic-soul:20170115234042j:plain八日市駅にて)あかね号に乗れるとラッキーな気分になれる。

 

f:id:plastic-soul:20170115234102j:plain夏のビア電、冬の地酒電車。

こういうユニークな企画ができるのもローカル私鉄ならでは。いつまでも頑張ってほしいな。

 

(使用機材:Canon EOS Kiss X7 シグマ18-300m DC MACRO OS HSM)

映画「MERU」メルー

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この手の映画はあまり見ないのだけど、これはガチで登頂しているとのことで、わざわざ大阪まで足を運んで見に行った(住んでいる田舎の滋賀県では上映していないので)。まったくクレイジーな世界だ。自分もアイゼン、ピッケルで厳冬期のアルプスに挑戦していて、それだけでも普通の人ならキチガイ沙汰だと思うが、そんな自分から見てもさらにとんでもない世界だ。

3人の有名な登山家が人類未踏の超難関ルートに挑む。映画としてはどうかと思うが、ドキュメンタリーと言ったほうが良いのかな。この手の映像を見ていると、被写体よりカメラマンがすごいと思ってしまうけど、今回はなんと被写体自らがカメラマン。自分たちでカメラを撮りながらクライミングに挑んでいるのでさらに驚き。ただでさえ荷物が大変な世界なのに。

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シャークスフィン。惚れ惚れする形だ。マッターホルンもそうだけど、誰も寄せ付けないオーラ出しまくり。実際この映画が撮られるまでそうだったし。

死が常に身近な世界。だからこそ生が強く輝く。登山家、クライマーは一度は見といて損はないだろうな。

可変圧縮エンジンと加圧自己着火ガソリンエンジン

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デトロイトモーターショウで日産の可変圧縮エンジン搭載と噂される車両が公開された。大型の高級SUVだ。技術の日産は健在か。実現に歳月を費やした画期的な技術のエンジンは市販されても小型車などの普及車には搭載されることは考えにくいけど、早くその実力を見てみたいもんだ。

そしてマツダガソリンエンジンディーゼルのように自己着火させるエンジンを市販するという報道があった。単純にディーゼルのように熱効率が上がるということなのだろうか。マツダはskyactiveで既存の内燃機関をさらに進化せていて、ディーゼルもガソリンもまだまだ楽しみだな。

では、この2つの技術を両立させたエンジンは作れないのだろうか…、夢は広がる。

 

2017年のロック

 

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年末、ポールの来日公演が発表された。今のところ4月に東京公演だけだが、大阪公演も調整がつき次第発表されるだろう。同じ頃にサンタナもやってくる。まもなくジェフ・ベックのコンサートも。今年も大御所たちが元気で何より。

昨年はデヴィット・ボウイ、グレン・フライ、プリンス、最後になってジョージ・マイケルと、大物がこの世を去ってしまった。

ロックなレジェンド達はまだまだ元気だけど、僕達がレジェンドを目の当たりにできる時間は刻々と限られてきている。

2016年のクルマ インプレッサ、ノート、イグニス

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2016年のカーオブザイヤーはインプレッサだった。新開発の車台をこの新型インプレッサから採用して、これからのスバル車の基幹となるシャシーだけあり、かなり重要なモデル。これが駄目なら後のスバルもダメになる恐れもあり、命運を左右する。よって、かなり気合が入っているようで、実際この新型シャシーの出来が多くの評論家の受けを良くしているようだ。

でも、個人的に嫌いなデザインじゃないけど、客観的に見て新鮮味のないデザインだな。まぁ、スバルらしいといえばそうだけど。また相変わらずCVTの評判も芳しくない。元々歴代インプレッサもパワートレインがシャシーに負けているとか、よく言われてたけど、今回もそのようだ。かつてジャスティは市販車で初めてCVTを採用したのに、どうもスバルのミッションの評判は良くないな。思い切って多段ATを採用したらどうかなとも思う。
まぁ、スバルの良いところはしっかり年次改良で車を仕立てる真面目さ。このモデルもきっと2~3年後には見違えるほど熟成されて良くなっていると思うので、買い時はその頃かな。特に今回は基本のシャシーが素晴らしいとのことなので、楽しみだ。

16110201061200x90020161102104106618あのプリウス絶対王者トヨタの牙城を数十年ぶりに崩したのにはさすがに驚いた。それもマイナーチェンジ車で。個人的に楽しみにしていたレンジエクステンダーEV。日産はeパワーとかいう名前を喧伝しているけど(どうでもいい)。
ちょっと複雑な気分なのは個人的にデザインにがっかり。Vモーションとかいう大きなメッキ装飾のグリルがイマイチ。せっかく初代で安っぽかったノートが、2代目でティーダの役割も担うこともあり、上品でかっこいいデザインだったのが、ちょっと大味で下品になってしまった。
新しいEVはすごいけど、自分のような素人にはプリウスやアクアのようなハイブリッドの方がよほど複雑な制御をこなしたすごい技術だと思う。ノートのはむしろエンジンを発電のみにして、走るのはあくまでモーター。だからシステムとしてはすごくシンプルだと感じる。もちろん、実際はそう簡単ではないのだろうけど。それに発電のみなら、エンジンも660ccの軽用とか、2気筒のエンジンとかでも良いのでは?と思うけど、日産によると1200ccの3気筒エンジン以上必要だとのことで、これも興味深い。
注目の実燃費は雑誌のテストではアクアと同様かちょっと劣るらしい。ちょっと残念で意外だ。高速道路が苦手とのこと。まぁ、これもいずれ改良されるだろうし、このシステムは特にセレナとかNV200にこそ積んで欲しいな。いずれにしても今回の販売台数でノートがトップを獲った事実は日産は強力な武器を手に入れたこと。今まで日産が出す新しい技術は、いつも種を撒いても枯らしてしまうか、他社が実を持って行ってしまのが常だったから、今回はそうならないだろうな。

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個人的にカーオブザイヤーはこのスズキのイグニス。とにかくデザインのすばらしさにびっくりした。デザイナーは天才だろうかと思ったくらい。日本人なのだろうか。フロントのどっしりワイドで安定感のあるデザイン。ライト周りもたくましさと愛嬌さも同居して絶妙だ。変わってリアは対象的に狭く絞り込まれたなんとも不思議な感じだ。後ろから見たらまるで軽自動車のようで、室内がすごく狭そうに見えてしまうほど。昔の名車フロンテやマイティボーイを思い出した。このアンバランスさがきっと人によって好き嫌いがでるだろうけど、自分にはかなりはまった。そして最近のスズキの軽量化技術もすばらしい。一番軽いので800kg台。軽さは全てにおいて良いこと。
こういう車こそマニュアルミッションが無いことと、ちょっと走りがイマイチという評論家の声が多いのが気になるけど、とにかくデザインが良すぎて許せる範囲かな。まだまだ街中を走っているのを見る頻度は少ないけど、何度見てもはっとさせられる。

SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

 

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久しぶりの投稿で、タイトルはまるで暗号のようだ。一昔の自分ならサッパリ分からない。
カメラのレンズの話だ。半年前についに一眼レフに手を出してしまった。散財するからカメラだけは深入りしないと決めていたけど…。

登山用に小型で軽量なキャノンのEOS KISS X7をチョイス。ダブルレンズ付属のモデルだったが、例によって新しいレンズが欲しくなるわけだ、これが。山では頂上での記念撮影はもちろん、遠くの山を望遠で、また近くの高山植物を撮りたい。そうなるとレンズ交換が面倒だし、極力荷物は減らして軽くしたい。また、頂上によってはかなり狭くて、付属の55-250mmのレンズでは被写体に寄れなかったり、狭い登山道でお花を撮るには厳しかったり、他の登山者の邪魔になったりするなど、まぁ、55-250mmでも行けないことはないけど、人間やはり欲が出るというもの。

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で、食指が動いたのはいわゆる便利レンズと言われる高倍率ズームレンズ。元々付属の18-55mmと、55-250mmの2本分を1本で賄えるシグマの18-300mmレンズを購入。ネットで調べて、なかなか評判が良かった。価格は5万円前後。カメラ本体より高い。まぁ、そういうもんだ。数十万円のレンズなんてざらにある恐ろしい世界。それを思うと安いもんだけど。いわゆる、”レンズ沼”に見事に片足を突っ込んでしまった。

さて、カメラ初心者の自分には詳しい事は分からないが、高倍率レンズはもちろん単焦点レンズより暗く、解像度も一般的に落ちる。そもそも高倍率、つまり便利で高画質な万能なレンズは存在しないわけで。

このレンズ、元々使っていたキャノン純正のEF-S 55-250mm ISⅡが重量300g台に対して、500gとずっしり重く、径も太い(でもこの倍率のレンズにしてはコンパクトで比較的軽いらしい)。これがなんだか高級感があって良い感じだ。軽くしたいために買ったのに、結局元々付属のレンズ2本分と比べてもそれほど重さは変わらないかも。いい加減なもんだw

以下作例

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室内の模型から

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ご存知松本城

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その松本城のお堀にいた水鳥

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松本城から見えるアルプスを300mmいっぱいにアップ

右が常念岳。左の角のように見えるのが槍ヶ岳の先。

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新大阪駅にてレールスター

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おなじみ広電

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クラシックもいい

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広島市

 

それなりに満足しているけど、もっとキレイに撮影できるよう勉強せねば…。