祝☆ロンドンオリンピック開催 「Hey Jude」




YouTube: The Beatles Hey Jude (2009 Stereo Remaster)

前回の北京オリンピックの閉会式でジミー・ペイジ(zep)が演奏して以来、早いものでもう4年も経つ。いよいよロンドンオリンピックが開催。3度目のオリンピック開催となるロンドン。さすがに、ロンドンはなんだかんだ言っても今も昔も世界の中心なんだな。けっこう開会式のネタバレ続出で、トリはポール・マッカートニーの「Hey Jude」の演奏らしい。これが本当だと話を進めるとして、21世紀に入ってずいぶん経つけど、未だにイギリスはサー・ポール・マッカートニーに頼っているのもいかがなものかと。たしかに、昔も今もイギリスにとってビートルズは最大の外貨獲得の宝物。でもいい加減、そろそろ何か新しいものは無いのかな。それも、Hey Judeなんて、むしろがんばっても報われなかった選手達のために、閉会式の方がよかったんじゃないかな。

個人的には開会式でウエストエンドの連中達がクイーンの「Don't stop me now」を演じる方が盛り上がるんじゃないかな(これはこれでベタだと言われそうだけど)。

さて、とにかく全世界の人たちがHey Judeの大合唱に酔いしれるわけで、有名曲ですでにご存じの人も多いだろうけど、Hey Judeビートルズポール・マッカートニーによる曲。当時、ジョン・レノンが最初の奥さんと離婚して、その奥さんとの間の子どもジュリアン(Julian Lennon)を励ますために作った曲。JudeはJulianの略称。曲は失恋とか、恋の成就のための応援歌とも受け取れる、とにかく普遍的な名曲であるのは間違いない。

"Hey Jude,Don't make it bad,Take a sad song and make it better,Remember to let her into your heart,Then you can start to make it better."

ポールらしいとてもシンプルで分かりやすい詩とメロディはLet it be などと並んで代表曲の一つだけど、特に彼のライブではハイライトの曲。今度の開会式でも何となく想像が付く。

Julianlennon


曲での主役、現在のジュリアンはこんなにも大きくなって、てか、おっさんだな。でも親父さんの血を受け継いで男前だと思う。

さらに、ホンダのCMで”ちょうどいい!”と言っていた(ジョンが離婚して、再婚したオノ・ヨーコとの間にできた子ども)ショーンSean Lennon)も親父さんにそっくり。ジョンのお父さん、アルフレッドもジョンによく似ていて、レノン家は男の血が強いらしい。(てか、ポールのステラ・マッカートニーも、ジョージのダニー・ハリスンも、みなメンバーの血は強いね)

話はずいぶん逸れてしまったけど、ロンドンオリンピックビートルズのSoulで、ジョンが唱えた"Peace”と、今回ポールが唄うHey Judeの応援歌で、世界が一つになりますよう!