飛騨・信州 名泉の旅 「下呂温泉」

Ojylf7l7 秋晴れに恵まれたこの連休は岐阜の飛騨地方から長野の松本にかけて温泉巡りの旅に出かけた。最初は兵庫の有馬、群馬の草津と並んで名高い日本三名泉のひとつ下呂温泉。白鷺の湯に訪れた。大正時代の洋館にような外観。玄関前には足湯を備え、観光客が多く足を癒している。下呂温泉の発祥の地にあり、かなり有名で歴史ある公衆浴場のようだ。浴室は外観とは違い日本的な檜風呂。木のぬくもりとアルカリ性単純温泉が体にやわらかくやさしい。名湯は一般に単純温泉に多いと言われているが、まさにこの下呂温泉のお湯は無色透明で無味無臭、美人の湯とも言われているが、それほどぬめりもなく、特徴が無いのが名湯の証なのだろうか。やや熱めの湯は肌にまとわりつくように重く感じる。ガラス張りからは下呂の温泉街が眺められ気分が良い。祝日のお昼に訪れたが、客も少なくじっくり日本を代表する温泉地の湯を堪能できた。その後、この白鷺の湯をもう少し山手に行った所にある温泉博物館なる施設を見学。まだできて新しい施設で、下呂温泉の歴史や資料展示だけでなく、日本各地の温泉地をいろいろな資料の紹介や足湯もあって、とてもおもしろかった。初日から温泉にたっぷり浸った。