酒とロックとブルースと・・ 花田裕之&三宅伸治

3vxouekz 月曜の夜にライブなんて初めてだ。普通なら行かないのだけど、花田裕之が地元滋賀県に来ると直前になり知り、土日の旅の疲れも関係なく週明けの仕事を早めに切り上げライブへ急いだ。
琵琶湖のほとりのけっこう歴史ある街、近江八幡市花田裕之が来るなんてファンとしてはうれしくてびっくりした。近江八幡の造り酒屋にあるおしゃれな蔵で、ここのオーナーが元バンドマンなのか、かなりの音楽好きだろうが、花田裕之三宅伸治を呼んだらしい。
恥ずかしながら三宅伸治を僕は知らなかった。知らなかった事を改めて恥じるほど今夜のライブは良かった。花田裕之と同級生で、同じくブルース、ロックに生きるギターマン、ロックンロールジプシーズなのだ。なので、花田との息もぴったり。はっきり言って、今まで何度も花田裕之のライブに行ってきたが、これほど彼のうれしそうな笑顔とリラックスした姿を見るのは初めてだ。それは三宅伸治と同じ音楽性という盟友関係、そして彼の人柄も良いからだと思う。
実際、今回のライブはどちらかと言うと三宅伸治の方が上になっていて、開演後に花田が最初に演奏を始め、「俺は前座だから・・・」とちょっと冗談を飛ばしていたが、客のファン層も三宅伸治が多かった。でも、三宅伸治は頻繁に花田裕之を持ち上げ、二人の関係が微笑ましく、観客もリラックスできたほどだ。
それぞれの持ち歌、そして二人の音楽のルーツであるロックやブルーズを熟練の技で演じていた。まさに大人のロック。また、今回は造り酒屋でのロックとあって、なんとライブチケットには飲み放題の日本酒も含まれていて、そんなのも初めてだった。3杯も飲みご機嫌(^^ゞ、いろんな意味で最高のライブだった。「また呼んでくれ・・」三宅伸治花田裕之も何度も言ってくれた。「ぜひまた来てくれ!」