ガラスのCD

W_cfio7h これが出た当時はとても高価だったろう。今では雑誌のおまけの付録になっていたり、とても手軽なモノとなっているCD。特にCD-Rが出てからはそれこそ使い捨てのような存在になっている。
そんなCDにガラス素材のものが発売された。お値段なんと9万8700円。とんでもない額だけど、オーディオマニアには待ち望んだCDなのだろう。ガラス素材はその透明素材によるデーターの読み取りに優れていたるだけでなく、温度や湿度変化による影響が少ないため、音質の劣化が極めて少ないという。まずはバッハの「G線上のアリア」を収録されたものが発売された。とりあえずクラシックなのだけど、もしロックだったら誰のどんな音楽が収録されるのだろう。また、自分自身でオーダーするならどんな音楽を入れるだろう。ちょっと想像してみたら思い浮かんだのがLed Zeppelinの「天国への階段」。最高の音質でこの曲を聴いたらいつもの鳥肌ものもさらに格別だろう。でも、アルバムにするなら「Led Zeppelin �」よりは「Led Zeppelin �」がいい。どの楽曲もバラエティーに富んでいて質が高い。でも、その前に、よく考えたら例えそんなガラスのCDがあっても、たかが数万円のプレーヤー、せいぜい10万円前後のアンプやスピーカーではほとんど意味がない。ガラスのCDをちゃんとならすならやはりマニアの世界、数百万するようなシステムじゃないと・・。まぁ、今は出たばかり、ひょっとしたらいつか大量生産で普及したらとても面白くて楽しみなガラスのCD。あと、落としたら割れてしまうのがすごく心配だ。