お盆休み 長野〜山梨

Bwpi8bmn 今年のお盆休みも長野と山梨に出かけた。酒と温泉を求めて下道オンリーとPキャンプ(道の駅などで車中泊)の旅。最終目的地は山梨県北杜市サントリー白州蒸留所。京都の山崎蒸留所とこちらの白州蒸留所はそれぞれ蒸留所限定のモルトウイスキーをゲットするために定期的に通っている。また、どこも車が渋滞するお盆休みに白州まで足を伸ばすのは、道中渋滞の恐れが少なくて混んでいないのが一番の理由のひとつでもある。実際に今年も滋賀県から山梨まで全て下道で行ったが、一度も渋滞に遭わなかった(多少道や信号の具合で混む場所は必ずある)。ルートは滋賀県から国道307号線〜国道21号線国道19号線〜国道361号線〜国道152号線〜国道20号線となる。岐阜や長野の国道19号線は夏のドライブには最高だ。総走行距離700km。相変わらずE24キャラバンの3200CCディーゼルエンジンは快調そのもの。燃費もリッター12km。ガソリン高の昨今、このパワフルなディーゼルエンジンはいろんな意味でとても頼りになる。
お天気は今年はかなり暑かったが安定していて、長野と山梨の県境に近い国道20号線から富士山の山頂付近が見えるほどだった。8月に富士山、それもこんな遠くから見えるのはとても珍しく、比較的湿気も少なく空気が澄んでいたせいか、夜は涼しく、真夏の車中泊には実に幸運だった。1日目は中津川の行きつけの五平餅屋さんで昼食。夜は妻籠宿に近い南木曽温泉で入浴。中津川の地酒を堪能。二日目はじっくり白州蒸留所と北杜市を散策して、夜は道の駅「信州蔦木宿」で隣接の温泉を堪能し、白州ウイスキーを堪能した。この道の駅は良質な温泉があり、また裏にはキャンプできる川原があり、多くのキャンピングカーやテントが陣取っている。道の駅の温泉やトイレが利用でき、キャンプはもともとキャンプ場ではないので無料、Pキャンパーには天国のような場所だ。朝は道の駅「はくしゅう」で汲んできたアルプスの天然水を利用してそばを作りいただいた。天気も良く、渋滞も無く、充実したお盆休みの旅ができた。