湖北ブリティッシュパブ巡り ウイスキー編in彦根 「Alberta Springs」、「Isle of Skye」

Alberta

長浜のパブでビールをひっかけた後、南下して彦根に。国宝彦根城の観光スポット彦根キャッスルロード沿いに新たにできた4番町スクエア内にある本格的なバー「Thistle」シスル。スコットランドの国花であるアザミからその名をとったお店であるが、ブリティッシュパブというより小ぎれいな本格的なバーの雰囲気がある。壁一面に世界各国の様々なウイスキーが並べられている。まさに圧巻、夢のようだ。滋賀県の田舎にこれほどの本格的なバーがあるのはありがたいものだ。ビールはもちろん、フードメニューも豊富で、オーダーしたフィッシュ&チップスもなかなか良く、ボイルウインナーも地元の名の知れたところからチョイスしてあるそうで、充実していたのは意外だった。シガー(葉巻)なども置いてあり、大人の極上な嗜好の場だといえる。

さて、最初のオーダーは名前で選んでみた。普段めったに味わわないカナディアンウイスキーから「Alberta Springsアルバータスプリングス。カナダにアルバータ州があるのは知っている。”アルバータの春”ということでよいのだろうか。味はとてもすっきりしている。なんだかライウイスキーのようだと思ったが、ボトルの裏を見たらなるほどライウイスキーらしい。過去にジム・ビームのライを飲んだことがあるから、舌と脳が覚えていたようだ。これはこれで”あり”だと思った。けっこうライウイスキーは普段の酒としてもいけると思う。

次はスコッチから「Isle of Skye」アイルオブスカイ。そのまま”スカイ島”のウイスキー。最初アイラウイスキーのような独特な個性があると思いきや、意外とクセがない。ピートが中心だがクセはなく、力強くバーボンのようだ。普通に美味しい。なかなか記憶に留めにくい味だが、アイラ島にしろ、ジュラ島にしろ、島シリーズのひとつとして脳の味の記録として残していたいもんだ。

ここのお店、本当にたくさん種類のウイスキーがある。都会に行けばこのようなバーはたくさんあるが、ここは価格もリーズナブルなのが私のようなpoorな酒好きにはありがたい。また暇なら電車で出掛けてじっくり世界のウイスキーをたくさん味わいたい。