Arctic Monkeys 「Favourite worst nightmare」

Wjdfdas_ 多くのUKロックファンの待望の2ndアルバム、Arctic monkeysの「Favourite worst nightmare」はやはり彼らは本物だったと安心させてくれた。衝撃のデビューアルバムから比較的早くセカンドアルバムがリリースされた。かなり多忙だったろうけど、彼らの勢いはやはり若さゆえだと思う。今回のアルバムは一般にデビューアルバム「Whatever〜」よりは落ちると言われているけど、その差はあまりないと思う。「Whatever〜」はほんとにすごいアルバムだったから、それを考えるとやはり2ndアルバムもかなりの出来だと言える。よりハードになり、物騒になったサウンドというか、ダークでまさにWorst nightmareと言った感じで、何かに追われて切羽詰っているようか感覚に陥る。通して聴いているとけっこう疲労感があり、最後はちょっと頭がボーとするようだ。その感覚がnightmareなのか。それがfavouriteになるかどうかは人それぞれだけど。いろんなところでのリスナーの感想のように演奏は確かにうまくなったと思う。1曲目の「Brianstorm」はデビューの勢いそのままのかっこいいサウンドだ。個人的には5曲目「Fluorescent Adolescent」がいい。1stの「Mardy Bum」に通じるような、ブリティッシュポップぽいメロディがいい感じだ。
早くも次回作が楽しみだ。今度は新作までにけっこう時間がかかりそうな気がする。それに、方向が変わるかもしれない。個人的に「Fluorescent Adolescent」のようなポップなメロディが前編にフューチャーされたアルバムを聴きたい。