2006年を振り返る… Red Hot Chili Peppers

5hhsppj2 今年もあと少しになった。月並みな表現ながらやはり早いものだ。今年のロックシーンは、こと日本国内の洋楽においてはなんだか終始レッチリ旋風が吹いていたような気がする。「Stadium Arcadium」という2枚組みの超大作のリリースで、昔からのレッチリファンはやはり彼らはすごいと狂喜しつつ、映画(「デスノート」)のおかげもあって、若い新しいファンもかなりつかんだと思う。今年の5月にリリースされたアルバムだけど、結局最後までラジオでこのアルバムの曲がよく流れていた。
そんなレッチリが野郎どものロック魂をガンガン刺激しつつ、今年人気だったのは「You’re Beautiful」で女性の心を鷲掴みにしたJames Bluntや「Bad Day」のDaniel Powterなど、良質なポップ、バラードの大作が多かった。
後半はオアシス、U2ビートルズなどの大御所のベスト盤や企画盤、クラプトンの新作など、それなりにリリースはあったけれど、まぁ、例年並みの盛り上がりだったというか、特筆すべきものはなかった。
来年ははたしてどんなミュージシャンやバンドがロックシーンをにぎわせてくれるか、楽しみだ。