オルタネーター交換 E24 日産キャラバン GL-L QD32

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愛車の平成9年式、E24型日産キャラバン号GL-Lも走行距離15万km台になった。10万kmの慣らし運転が終わり、今一番エンジン的にはおいしい走りの時期の最中なのだが、当面の20万kmに向け15万kmという走行距離はちょっとした目安、区切りとなる。E24型キャラバンは3台乗り継いでいるが、最初の2台はいずれも10万kmまでに手放したので、これからは何かとメンテナンス面では初めての経験が多い。

最近、バッテリーには酷な寒い時期だが、回転数によってメーター照明やヘッドライトの光量が暗くなったりしたので、オルタネーター交換をすることにした(バッテリーはまだ比較的新しいので、オルタネーターがそろそろ寿命に近い)。

ヤフオクでリビルト品を¥22,000でゲット。届いた物はまるで新品のようだ。便利な時代になったもんだ。さっそく交換。キャブオーバーのキャラバンはエンジンなど助手席の下になるので、メンテナンス的にはやりずらいが、オルタネーターは手前の一番上部に位置するので、比較的やりやすい。機械いじりは得意で好きだが、電機は得意ではないので、電装系を扱うのはあまり好きではないが、要はプラスとマイナス端子をそれぞれ繋げて、数点アースするだけなので、簡単だ。頼もしいディーゼルエンジンQD32の手前に位置するオルタネーターはエンジンユニットにがっちり連結されている。さすがにタフなバン(商用車)だけあって、ボルトの数や太さ、連結されている金属部品は過剰なほど分厚く重い。下部のボルトを外すのにちょっとレンチが届きにくくて手間取ったが、特に問題なく脱着、新しいオルタネーターを装着した。ファンベルトの脱着と装着もオルタネーター本体の傾きでテンション(張り具合)を調節するだけで簡単だった。

ちなみに、ACコンプレッサーはちょうどオルタネーターの下になる。こちらはまずオルタネーターを取り外してから、上から、そしてシャシーの下に潜り込んで各ボルトをはずしていかなければならないので、ちと苦労しそうだ。ぶっ壊れないことを祈るばかりだ。

さて、なんだかんだで2時間ほどで無事に交換完了。リビルト品を利用して、自らの交換で節約できて大満足。シガーソケットからの電圧測定もしっかり14Vを示していて、今のところ問題なし。

明日は日産ディーラーに持ち込んで、ファンベルトとMTミッションオイルを交換する予約をした。特に最近ミッションの入りが悪く往生しているので、気になっていた。後は気になっているのがウォーターポンプの交換。15万kmを越えてきたら、いつ水が漏れてもおかしくない。しかし、キャラバンのタイミングベルトはチェーン式なのでウォーターポンプの交換の機会がなくこれまで来た。なので、水漏れはこれから注意深く観察する必要がある。

頑丈で壊れない評判のタフなQD32ディーゼルエンジンだが、やはり補系機類は順に交換していかなくてはならない。そのつどコストはかかるが、それは自分でメンテナンスするにしろ、ディーラーに任せるにしろ、交換後のクルマの具合がとても楽しみだったりする。