レッドブル・ホンダついに勝利

f:id:plastic-soul:20190704233242j:plain

レッドブル ホンダ

蓋を開けてみれば、前評判の高かったフェラーリも太刀打ちできないくらい、圧倒的なメルセデスの連続優勝が続いた今年のF1。期待されたレッドブル・ホンダも若きエース、フェルスタッペンの驚異的なドライビングで何とか表彰台に手が届く程度。懸命のアップデートのホンダのエンジンはまだまだ上位2チームに及ばず、マクラーレンルノーにも追いかけられる展開だった中、突如と言ってもいい、まさかのオーストリアGPで13年ぶりのホンダ勝利。
予選でハミルトンのペナルティでフェルスタッペンが2位に繰り上がり、久しぶりの表彰台が狙える程度で期待していた。しかしスタートで出遅れたニュースを見て、寝てしまった。今回も駄目だなと諦めていたのが、朝起きて一応結果をチェックしたらまさかの今季初勝利。ホンダとしては13年ぶりのF1での優勝。驚いた。ダイジェストの動画を見たら、フェルスタッペンの怒涛の追い上げと追い抜きのショウ。最近のレースではベストな展開だった。
冷静になって戻ってみると、高温となったレースで、メルセデスの冷却能力という欠点が露呈されたが、少なくともフェラーリとはガチな速さで圧倒した今回のレースは、決してすべて敵失での勝利ではなく、ホンダエンジン、レッドブルシャシー、フェルスタッペンの凄さという3つがうまくいった結果なので、これはすごく収穫だった。
もちろん、これからのレースでメルセデスの欠点が露呈しないコンディションでは、依然としてメルセデスの優位は続くだろうが、フェラーリとは対等に戦えそうで、残りのレースでホンダが何回優勝できるか楽しみになってきた。