日産ティーダ 納車後1ヶ月レポ

Tiida2

ティーダが納車されて1ヶ月が経った。走行距離は約1200km。後席の広さ、シートの大きさと心地よさ、CVTのスムーズさ、エンジンの力強さ、内装の質感の高さ、静粛性…1500ccながら一クラス上の上質感は評判通りで、総じて満足している。今では貴重な5ナンバーサイズで、これほどの広いキャビンを実現したパッケージングは見事だ。

気になる燃費も、先日最高でリッター19kmを記録した。まだまだ納車直後にもかかわらず、さらに夏場でエアコンをつけていての状態ですばらしい数値だ。平均燃費でも17kmとなっている。この調子だと、後々カタログ数値20kmを超えることも現実的だ。いずれにしろ、機械的に”ハズレ”ではなかったので、一安心している。

さて、そんなマジメに作られよくできたティーダの気になる点は、1つはすでに多くのユーザーにさんざん指摘されている段差などでのやや突き上げの強さや車体の揺れ、落ち着きの無さ。足回りやボディ剛性に由来するのかもしれない。初期モデルよりかなり改良が重ねられたそうなので、それほど気になるほどでもないが、完全に改善されているとまでは言えない。上質なティーダにはマイナス要素だ。

2つめはトランク。後席が大変広いので、奥行きが狭くなるのはある程度我慢できても、横方向が狭い。ゴルフバッグが積めないのは最大の欠点だ。ゴルフをする人には残念ながらティーダは該当しない。

3つめは私の車だけかもしれないが、ラジオの入りが悪いこと。買い換える前の車キューブから移設したカロッツェリアの比較的新しいCDチューナーだが、明らかにキューブにつけていたよりラジオの受信感度が落ちている。最近は高速道路割引で渋滞情報などラジオは重要になっているから、受信が良くないのは問題だ。ティーダのように最近の車はルーフの後方に角のような小さなアンテナが役割を果たしているが、やはり以前のようなAピラーに長く伸びるアンテナより感度が落ちるのだろうか。

まだまだ新車気分の我が家のティーダ。また事あるごとにレポートを綴りたい。