結局… XPERIA acro IS11S

Experia

いろいろ悩んでいたケータイの機種変はエクスペリア・アクロに落ち着いた。ソニエリのIS11S。本命だったIS12T、良くできたWindowsPhone7.5のOSと防水で軽量なボディは今でも魅力的だ。でもエクスペリアにしたのは機種変価格が2万円と個人的に買えるラインになったのと(IS12Tは現状まだ割高すぎた)、個人的に使うワンセグが付いていることなど、総合的な評判の良さから。

色はブラックにした。ドコモの同機種にはとてもきれいなアクアというブルーがあるが、残念ながらauにはない(代わりにルビーという赤系が良い感じ)。落ち着いたブラックで無難なところ。

4.2インチディスプレイは大きすぎるかなと思ったけど、ボディ目一杯に収まり、意外と筐体は大きくなく、3.7インチのIS12Tとそれほど変わらない。これはソニエリの作りの良さというべきか。重さも、以前持っていたガラケーとそれほど変わらない。

スマホで一番心配だった文字入力も、やってみれば意外と打てるフリック入力。今更ながらGmailがプッシュで入ってくるのはありがたい。

決して評判が良いとは言えないアンドロイドも豊富にあるアプリを入れれば何かと便利。ホーム画面を好みに整理して、着うたを編集したり、自分に合ったアプリをインストールして、1週間もあればほぼ自分仕様に落ち着きそうだ。

今のところ気になる点はPCに入っている全部で2GBくらいのデジカメ画像データ集を付属の32GBのSDカードに放り込んで、付属のビューワ(ギャラリー)で見ると読み込みに時間がかかりすぎて、画像の表示がかくつくこと。これはCPUの問題というより、SDカードの転送速度の問題なのかもしれない。

また、個人的に使わないアプリやソフトはモノによってはアンインストールできないのはちょっと気になる。あとガラケーで使っていたユーザー辞書もアプリか何かですんなり移行できないのは面倒だった。一度ガラケーのメールで任意のアドレスに全部の辞書を書いて送り、それをエクスペリアでひとつひとつコピー、登録する作業はすごく時間と手間がかかった。

バッテリーは今のところ問題なし。もちろん以前のガラケー比べたら何もしなくてもどんどん勢いよく減っていくけれど、こんなものかなぁと思うし、何とかなりそう。

昔WindowsMobileを使っていた身からすれば、結局OSの出来うんぬん以上に、CPUの桁違いな(別次元の)新しさによるものなんだろうとつくづく感じた。既にモバイルのCPUもデュアルコアが出てきているし、本当に進化のスピードがすごいと思う。

2~3日使ってみて、アンドロイドのOSはまだまだこれからなのかなぁという感じがする。少なくとも、ケータイ売り場で何度もホットモックでチェックしたWindowsPhoneの方が噂のヌルヌル動作とか何かと良くできて、早くも完成度が高いと思う。IS12Tはまた白ロムで安くなったら買うとして、なんだかんだ世界一のシェアになったメジャーなアンドロイドをエクスペリアで楽しんでみることにする。