WX320Tにまたも新色追加

Qmsrpl4e ウィルコム東芝製音声端末WX320Tに新色が追加された。昨年末に追加されたピンクに引き続いての新色追加は予想していなかった。ブルー追加は予想できても、従来のホワイトとブラックが新しくマイナーチェンジされたのはちょっとした驚きだった。これは最近ウィルコムの携帯販売でWX320Tが好調だからだろうか。とにかく、新色が追加されるのは手放しで歓迎できる。個人的に従来のブラックのサブディスプレイ周りがオレンジだったのは好きになれなかっただけに、今回のブラックはとても気に入った。欲を言えば、京ぽん2ことWX310Kのシルバーみたいなシルバーモデルがあったら最高だ。ホワイトはサブディスプレイ周りもシルバー風に変更され、こちらはやや味気ないあっさりした印象で、むしろ前モデルの方が良かったかもしれないが、客観的に言えばシンプルなデザインのこのモデルには良いのだろう。
この東芝WX320Tの良いところはとにかくテンキーがやたら打ちやすいことだ。盛り上がった大きなボタンで、クリック感もあり、今まで僕が使った携帯で最高のテンキーだ。さらにサクサク動くソフトウェアで、メールはすこぶる素早く打てる。小型シンプルなデザインは万人受けする。赤外線付き、microSDカードスロット付きで、WX320KRなんかと比べて明らかに初めてのウィルコムに最適だ。ウィルコムの中級機種だが、他社ケータイ会社の機種にすれば安物の初心者機種になってしまう。しかし実際に嫁さんにこの機種を持たせているが、基本性能がしっかりして、シンプルなデザインのこの機種は飽きずに長く愛用できる。これってけっこう大切だ。ひとつ、この機種の大きな欠点は内蔵アンテナによる電波感度の悪さ。明らかに悪い。それも私のSIM機のアドエスに比べてなのだ。PHSウィルコムは本来は外部アンテナ付きの方が良いのではないか。確かに今はどこのケータイ電話も内部アンテナで、一般の人には京ぽんのような外部アンテナのケータイは古く見えてしまうのだろうが、電波感度が良く、私のようなメカ好きには伸びる外部アンテナの方が見た目も実用的にも好きだ。もし京ぽんを含めこれからウィルコムがWXシリーズの音声端末を電波感度を落としてでも内部アンテナ機種にしたいなら、もう全部SIM機に統一した方がましだと思う。
そもそも電波強度の点では微弱電波なPHSは他社ケータイに劣る。だから、アンテナについてはよくよく考えて欲しいし、感度の良いケータイを第一に考えて欲しい。