小型USB無線LAN子機 WLI-UC-GN

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ずっとあったらいいなぁと思っていたデバイスが発売されて、すぐに購入した。我が家では無線LANを利用してインターネットをしている。ノートパソコンに無線LANカード(PCカード)を使用しているのだが、これがどうもレスポンスもスピードも悪い。USB子機の方を試すとPCカードタイプよりスピードも電波も総じて良いのだが、いかんせんスティック型で出っ張りが大きく、私のパソコンの右側にあるUSBポートから大きくはみ出し、マウスを使用していると邪魔でしかたない。パソコンを持ち歩いていると何かにぶつけて折れて壊してしまいそうで精神衛生上もよろしくない。

そこで出たのがバッファロー製のWLI-UC-GN。わずか3cmほどの小型で11b、gだけでなく、11nにも対応しているのがすごい。しかしながら我が家の無線LAN親機は11gまでなので、11gで接続してみると、今まで100Mタイプの光ケーブルにもかかわらずスピードテストで8Mbps程度しか出ていなかったのが、15Mbpsまで出るようになった。電波も不安定だったのが良好になった。

ただ、タイトルにメーカーがうたうような”超小型”ではなく”小型”としたのは、思っていたより小型ではなく、それなりに出っ張りがあると感じた。ちなみに画像は同様の手前の小さい方はUSBブルートゥースレシーバーである。奥の長い方が無線LAN子機。普段は電源を入れていると常にブルーのLEDが点灯し、データ送受信の際は素早く点滅する。

肝心の出っ張りはPCカード型と同じくらいだが、むろんPCカードより横幅が3分の1以下な分、ずいぶんすっきりした。また、やはりそれ以上に速度UPは大きい。

無線LANには詳しくないが、店頭に販売されている無線LAN機器を見ているとどうやら最近はPCカード型よりUSBタイプの方が主流になっているようだ。なぜだか分からないが、いずれにしろいくら良くてもあのUSBの長い出っ張りはいただけないので、今回のWLI-UC-GNのようにどんどん小型の目立たない子機が各社から出てくるのは喜ばしいことだ。もちろん受信感度や速度が損なわない程度に。