SSDに換装 ThinkPad X30

Ssd

現在モバイル用として使っているサブ機Thinkpad X30だが、ハードディスクを以前から気になっていたSSDに交換することにした。X30は中古で手に入れたので、いつぶっ壊れるかも分からない。日立製20GB流体軸受けハードディスクはノイズは比較的静かだが、回転数も4200と遅い。主にネットで情報収集とwebメールでの仕事くらいの用途なので、容量20GBは充分なのだが、やはり早めのハードディスク交換は今も昔も大切だ。

高価なSSDだが、ずいぶん値も下がってきた。今回はX30で使えるPATA接続で32GBの容量の小さいやつにした。バッファローSHD-NPUM32G、ネット通販で1万円少しでゲット。数百GBのハードディスクが1万円以下で売られていることを考えると、まだまだ高価なのだが。

このSSDの特徴はUSB2.0ポートが備わり、パソコンとUSBケーブルに繋いで付属のAcronis Migrate Easyというコピーソフトで元のハードディスクをそっくりそのままコピーして、クローン化、交換するだけ。すごく簡単だ。X30は古くUSB2.0には対応していないので、データ量は少ないのにコピーには2時間以上とやたら時間がかかった。

SSDで立ち上げると、もちろんあのハードディスクのカリカリとした音はない、注目の起動は、ブルー画面の”Windowsを起動しています”から”ようこそ”画面への移りが一瞬で劇的に早くなった。起動直後のIBMロゴ画面からウィンドウズのブルー画面への移りはそれほど変化はない。しかし、立ち上がりは確実に速くなった。

そして、やはり感動なのはソフトやファイルが表示されるのが早いこと早いこと。当たり前だが無音でクリックした瞬間ファイルが表示される。さすがこれぞSSD。交換して大満足、とても良かった。

いわゆる”プチフリ”など、問題はあるようだが、今のところ私の使い方に全く問題ないSSDだが、これから使ってみていろいろ検証してみたい。旧世代のウィンドウズXPノートだが、動画を使わないネットならこれで充分。ThinkPadで作りもしっかりしているし、ペンティアムⅢの1.06GHZ、メモリ512MB、そして新しい32GBのSSDでキビキビ動き当分まだまだ現役で使えそうだ。