ゴリラを飼いました SANYO NV-SB540DT

Gorilla

注文した新車ティーダの納車はまだまだ先だが、早くもそのクルマ用のナビを買ってしまった。ディーラー純正ナビは20~30万円もするので、そんなぼったくりにはバカバカしくて付き合ってられない。市販なら半額以下で同じ性能のナビが手に入るのに。

買ったのは今一番熱いポータブルナビゲーション。そのポータブルナビのまさに草分けサンヨーのゴリラ。CD-ROM時代からの老舗、ゴリラはポータブルナビの代名詞と言っても過言でないくらいの元祖だ。ポータブルナビは今やナビだけでなく、全てのカー用品で一番熱い市場だろう。

今年の春に出たばかりの新製品NV-SB540DT。価格は¥55000。安かった。業界最高の8GBメモリ、ジャイロセンサーVICS搭載の現時点でいわゆる”全部入り”のポータブルナビだ。まだクルマが無いのに購入したのは先週より1万円も安くなった特価セールだったからだ。安ければ即買っておこうと思っていたが、まさに絶好時だった。最初はVICSが付いていないNV-SB530DTの¥49800にしようと思っていた。特にVICSは必要ないからだ。だが、540とは微妙に本体(前面縁パネル)色が違っていて、540のピアノブラックの方が見た目が好みだったので(530はグレーかかったブラック)、少し割高だが、長く使うつもりで買うことにした。

まだ、車載していないので全ての機能は試していないが、現時点で業界最大の8GBの容量はすばらしく、私の住んでいる田舎の町も建物の形まで詳細表示するほどの威力。びっくりだ。正直、同時に比べてみた最新の日産ノート純正HDDナビと表示詳細は互角で、且つ自車位置精度の遜色もない。おおよそ4分の1の値段にも関わらず、普通に道案内の性能なら劣るところはないのはすごい。これで十分すぎる。また、ゴリラのワンセグ感度は定評があり、ケイタイのワンセグ感度より良好だ。さすがに5.2インチの大画面にはワンセグの解像度では画質の荒さが目立つが、クルマで見るなら充分。HDDナビの地デジ(フルセグ)にはかなわないが、運転中ナビを凝視するのはあまりに危険、また自殺行為なので、フルセグ高画質は意味無し、必要ない。

そして、なにより定評ゴリラエンジンの驚異的なサクサク動作、処理速度には圧巻だ。内蔵GPSアンテナの感度、タッチバネルの感度もすばらしい。他にソニーのナビやパナソニックストラーダの新機種、最近評判のカロッツェリアのエアーナビT20など、検討した機種はいくつかあったが、サンヨーゴリラに決めたのはやはりポータブルナビ草分けとして基本性能のすばらしさだ。特にゴリラエンジンの高速動作によって、最近特にゴリラの評判が良い。このゴリラエンジンを体験すると、今まで使っていた5,6年前に買ったパナソニックのDVDポータブルナビから技術の進化を否応でも感じさせられる。これほどの進化と、且つ安くなるなんて、数年前には想像もできなかった。

また、実際に車載して、GPSの届かないトンネル内でのゴリラジャイロの性能など、こちらのブログでいろいろレポートしてみたい。