チョンマゲビール 萩の地ビール

Chonmagebeer

先日9~11日の連休を利用して、島根~山口~広島とクルマで旅をしてきた。山陰の小京都と呼ばれる津和野と、萩を散策してきた。

落ち着いた山間の津和野、そして白壁と石垣による武家屋敷が残る萩。どれもとても良かった。そして、例のごとく津和野では地酒を、萩では地ビールをゲットしてきた。

今ではどこの街でも地ビールが醸造されているのは珍しくなくなったが、この萩の地ビールはその名前がユニークだ。”チョンマゲビール”、その名と武士のサイドシルエットが描かれたラベルが何とも印象的だ。飲んだのはペールエールタイプ。やや濁ったビールをグラスに注ぐ。最初はペールエールの割にはピルスナータイプのような黄金色。しかし次第にペールエール独特のブラウン色に変わってくるのが不思議だ。味も確かにブラウンエール独特の苦みと柔らかさ、濃さが表されていた。イギリスの代表的なバスのペールエールと比べると見た目も味もややライトな位置になるのではないだろうか。

日頃から日本各地の温泉を旅しながら、その土地の地酒を堪能しているが、地ビールまではなかなかまかなえない。しかし、やはり地ビールもその地方の人たちの努力や強い思いが込められているのであって、飲んでみるとそれぞれ個性があるのだろう。日本各地の味もラベルもユニークな地ビールもコレクトしていくのも楽しいだろう。