ジョン・レノン ミュージアム

Lennonmuseum

埼玉のジョン・レノンミュージアムが今年の9月いっぱいで閉館されることが発表された。2000年10月に開館以来、数多くのファンやお客さんの来場があったが、近頃は数も減り、施設の赤字が問題となっていた。これはもちろん寂しいことだが、仕方ない。いや、むしろ、1ミュージシャンオンリーの博物館が10年も続くなんてことは考えたらこれはすごいことだ。さすがジョン・レノンと言えるだろう。

さいたまスーパーアリーナ横にあるジョンの巨大な顔写真が印象的なミュージアム。私もいつか忘れたが、かなり昔に訪れた。あの「Imagine」のビデオクリップに出てくるような白い部屋をイメージした博物館は、ジョンの貴重な宝物であふれていた。彼のギターや作詞ノート、そしてなにより彼の描く絵にはとても癒されるような思い出がある。

とりあえず、今年の9月いっぱいで終わりになるが、また埼玉だけでなく、いつか日本各地でサーカスの様に期間限定のミュージアムを開いて欲しい。今度は世界規模で、リヴァプールはもちろん、アメリカやドイツ、世界の主要都市でジョンの貴重な奇跡を、さいたまのジョン・レノンミュージアムのようなすばらしいミュージアムが世界各地のファンや人々にジョンのメッセージや奇跡を広めて行って欲しいと願う。

私個人も、9月の閉館までにもう一度ジョン・レノンミュージアムを訪れたい。前回訪れてからかなり年月が経っているので、またそれは新鮮だろう。