オーディオビジュアル 黒の時代

Blueray_2

最近テレビもレコーダーも黒ばっかりだ。ストーンズの「Paint it Black」が鳴っているかのように、何もかも黒ばかり。まれにホワイトやレッドなど、カラバリをリリースしてくれるメーカーもあるが(シャープなど)、世は黒全盛だ。

我が家のテレビはそんな時代に一瞬発売されたソニーのシルバーカラーのブラビア。今では32型で100wを大きく切る低消費電力モデルは珍しくなくなったが、我が家のブラビアはそのはしりのモデルで、80w電球と同じ消費電力として話題になり、またカラーもシルバーとシャンパンゴールドと珍しいもので、発売後すぐに購入した。なにより貴重なシルバーカラーだったからだ。レコーダーはホワイトのPSX、そしてそれに合せたホワイトのプレイステーション3。なので、ブラックは好きなカラーで嫌いでないのだが、我が家のTVラックには入りずらいものがあるのだ。

さて、そんな中、そのPSX、当時はプレステ2にハードディスクとDVDレコーダーが加わった話題の機種だったが、デジタルTVとなった今では、さすがにレコーダー性能がとっくに限界を超え、ブルーレイレコーダーを購入したいと思うようになっている。

それが、ブルーレイレコーダーはほとんどブラックモデルが占めていて、ホワイトやシルバーなどのカラーが無い。まぁ、テレビのことを考えるとまだまだブルーレイは割高というのもあるが、欲しくても買えない状態なのだ。

いつかまたシルバーやホワイトの時代が回帰するだろうとは思うが、それがいつになるのか。以前は確かにシルバー全盛があったり、テレビはそうではなかったが、デッキ(レコーダー)はゴールドばかりだったり、色はファッションと同じでぐるぐる回り続ける。車だってそうだ。白ばかりの車が流行ったり、黒ばかりだったり、…(最近は多様化してきてる感がある)。

以前、シルバー全盛の頃、サンヨーのブラウン管テレビの筐体をスプレー缶でブラックに塗装したことがある。じゃぁ、今度はブルーレイレコーダーをシルバーやホワイトで塗装するか…。