トロン・レガシィ

Tron

【※注意!ネタバレ有り】
先日もここのブログでエントリーしていた映画トロン。楽しみにしていた新作、「トロン・レガシー」を見に行った。
結論から言うと、”ほっと一安心”。決して悪くなかった。幼い頃にトロンを見て、強烈な印象が残っていたトロン。その続編は心配していたような過剰なストーリーや映像の派手さが無く、さすがウォルト・ディズニーというか、ディズニーがトロンから続編まで、これほどまでに時間がかかった理由が何となく分かった。ディズニーはトロンをとても大切に想って、今回の久々の続編へと相成ったのだろう。
もちろん、現代最新の映像技術で、CGの草分け映画は3Dと相まって、すざましいものとなっている。ストーリーもより深く広くなったが、初代トロンらしいちょっと腰砕けな、イマイチなストーリーもこのレガシィでもその名の通り受け継がれている。
主人公も良かったし、ゲヴィンやアランが同じ俳優で演じられているのもファンにはこの上なく喜ばしいモノだ。
特にSF映画は新旧の作品がお互いの影響を受け合い進化していくが、今回の新作トロンも影響を与えたマトリックスから影響を受け、より進化している。そして、エンディングは何となく次回作の余地というか、匂いを感じられた。