アイルランドとU2

Njul4aok 先日、あるイギリスのエコノミストが世界の主要110カ国の「暮らしやすい国ランキング」を調査し、発表した。それによると、1位はアイルランドだった。2位はスイス。スイスは分かるのだけど、1位のアイルランドは意外だった。ひと昔はIRAによるテロなどの激しい宗教対立、さらにロンドンより暗く陰湿なイメージがあったのだが、それが世界一暮らしやすい国だったとは。アイリッシュパブとはよく言うし、実際に旅人の評判はすこぶる良い。現地の人は皆愛想がよく異国から来た旅人を旧知の友人のように迎えてくれるという。今回のランキングでアイルランドのイメージがすごく良くなった。
そのアイルランドが世界に誇る大御所ビックバンド、U2。老若男女知っていると言っても過言ではないこのビックネームの出身がアイルランドであるのは有名だ。
しかし、これほどの有名なバンドであるのに、僕は最近まで彼らのCDを手にした事がなかった。それは政治的な歌詞の内容などいろいろあるが、やはりアイルランドのイメージ、イングランド発のブリティッシュロックとは違うなにかの障害があったからだ。無意識的に僕はU2を避けていたのかと思う。
しかし、最近のアップルのipodのCMで彼らのストレートなロックンロールを聴いて初めて彼らのCDを買った。Vertigo・・・、文句無しにかっこいい。いい歳こいたオヤジどもがあんなかっこいいロックを演っている。さすがだ。さすがUKロック。日本人にはとうていできない。
恥ずかしながら今頃U2の良さを知ろうとしているとこだ。