”剛腕”に懸けろ オザワ

Minsyutou

民主党代表選。総理大臣を決める選挙だ。”総理大臣をコロコロ変えるべきでない”との声もあるが、日本がより良くなり国民の生活が改善されるのであれば、変わってもよいのではないか。管直人は個人的に嫌いではないが、やはり小沢一郎という政治家と比べたらまだまだ子供同然。すっかり管が官にマインドコントロールされてとりこまれてしまったようで、期待はずれだった。

マスコミは常に”剛腕”と言うのに、どうして”総理”にしないのか?外国人記者がそう疑問を呈したという。至極単純明快な話だ。

本当の国民のための大改革ができる。それは小沢しかいない。これは小沢嫌いでも認めているところだ。しかし、”出る杭打たれる”という残念な国民性のせいで、極めて能力のある人は理不尽な理由でつぶされるのが常だ。いつも日本はこうやって国益を損ねている。

特に検察、官僚や役人、そしてテレビや新聞などマスコミは悪しき既得権益にまみれ私服を肥やしているので、小沢によって改革をされると一番困る。なので、彼らは協力して小沢をなりふり構わず潰しにかかる。検察はいわゆる”政治と金”の作り話で小沢を攻撃(これは失敗に終わった)、マスコミはその失敗に終わった政治と金の問題を代表戦が始まってからまたしつこくぶりかえし、小沢のネガティブキャンペーンをしかけている。彼らにとって幸運にも世界的に日本人はマスコミの言うことをそのまま信じてしまう国民性なので、世論調査では管が圧倒的有利になっている。しかし、国民もみんなが馬鹿ではない。政治と金の話が”虚構”ということを知っているのはけっこう多いようだ。マスコミの不公平な小沢叩き、理不尽な報道については評論家など識者も最近になって勇気を持って指摘され、良識ある国民もしだいに気づいてきた。

民主党代表選のゆくえはまだ分からない。どちらか勝つか最後まで分からない情勢だ。

どちらになろうとも、小沢には大ナタをふるえる、自身の”剛腕”で大改革が成せる体勢を維持してもらいたい。勝って総理になればもちろん、負けても政界再編の主役になり、改革の旗手になってほしい。

このブログでも私が何度も言ってきたのは、この国の一番の改革、国を良くするのは官僚政治を打破することが全てだ。明治以来の大改革、腐敗しきった悪しき官僚どもを根絶やしにすることがこの国の未来のための全てだと言い切れる。

官僚の中にも、良心を持って自身の改革、国民のための仕事を成そうとする人も少なからずいるようだ。しかし、貴重な彼らもすぐに大多数の腐りきった極悪官僚によって干され、徹底的に排除されているようだ。この話を聞くととても悲しく思う。

小沢も今回の選挙戦で官僚政治の打破を国民の生活のための一番の政治だと主張している。

官僚とマスコミの攻撃、アメリカ(ロックフェラーの一部)の一部からの攻撃、小沢を取り巻く環境はまだまだ厳しいが、最終戦争、小沢自身の言う最後の戦いで勝利を願わずにはいられない。