グランド・ファンク・レイルロード

Iryqobgp やっとスティービー・ワンダーの新作が発売された。延びて延びて・・・、やっとの発売。ファンはやきもきしただろうけど、スティービーの新作はいつもこんな感じでかなり何度も延期を経て発売されるそうだ(^^ゞ 
で、肝心の新作だけど、かなり良いらしい♪ さすがスティービー・ワンダー健在!と言った感じだ。愛娘アイシャと来日プロモーションまでして、ミュージックステーションなどTVにも出演。すばらしい。ポール・マッカートニーもスティービーに負けずもっと売れるアルバムを作って、ここまでしてくれたら最高なのだけど・・・(^^ゞ
 ところで、話はがらりと変わって、いつも通っているTSUTAYAのレンタルCD屋が最近かなり洋楽CDを充実させているのだ。僕が住んでいる滋賀県南部はこの間のTV番組でも日本一住みやすい街になっていたし、実際に全国一人口増加率が高い場所で、日に日に街の発展が分かるほど変わっているのだが、レンタルCD店の品揃えも増加しているのだ(^_^;)
これはうれしいことで、以前は田舎に住んでいるとほぼあきらめの境地にいたのが、最近はけっこう洋楽コーナーをしっかりチェックするようになってきている。
前置きは長くなったが、そこで借りてきたのがこれも最近入荷したばかりのGrand Funk RailRoadのベスト盤だ。70年代の音楽シーンを過ごした50歳代のいわゆる”おやじロック”世代なら知っている人はいるだろうけど、若い連中はツェッペリンやパープルは知る機会はあっても、グランドファンク〜はほとんど知る機会は無いだろうと思う。
別に、特別マニアックではないのだ。でも、ここ日本においてあまり彼らが知られないのは、アメリカのハードロックバンドとして生まれた彼らはブリティッシュロック全盛だった70年代初頭において存在したからなのだ。それほど、グランドファンク〜が活躍した頃はブリティッシュロック全盛で、あまりイギリスや日本では注目されていないのだ。
しかし、パワーはイギリスの連中には決して負けてはいない。「ツェッペリンもぶっ飛ぶ最強トリオ」などとキャッチフレーズを掲げるくらい、ブリティッシュヘビーロックとガチンコ勝負できるバンドだ。大音量でヘビーなサウンドに上半身裸、言ってみればアメリカの男臭いコテコテのハードロックの草分けだ。
こんなサウンドはほんとに久しぶりで、最近UKの湧き水のように出てくる新人バンドばかり聴いている僕にはすごく新鮮だ。
グランド・ファンク・レイルロードはガキの頃に親父がCDを持っていたので、それを借りて聴いたのが初めてだった。今回久しぶりに聴いていみて、秋の夜長にこんな暑苦しいアメリカンハードロックも新鮮でよいと思った。それに、歳をとっていくにつれ、だんだんこんな音楽も欲しなくなるし、聴くパワーも衰えていくのだろうけど、できたらいつまでも新鮮な感じで聴いていけたらいいなぁと・・・、まぁ、秋の寒くなっていくブルーな季節の中で、逆にそう感じさせられたりして・・・(・_・;)