ドライブレコーダーを付けた あんしんmini

Mrhj8o_z 最近、妙に正義感が強くて自分でも困っている。年のせいか、結婚して家庭を持ったせいか分からないが、少なくとも昔はそうでなかった。だからと言って、昔は品行方正だったわけではないが、少なくともまじめな方だったが、最近はやたら他人のマナーが気になって仕方ない。例えばレストランや、温泉や銭湯など公衆浴場、そして車を運転している時の交通社会でのことだ。特に普段クルマを運転しているとやたらと他人のドライバーのマナーが気になる。乱暴な運転はもちろん、窓からたばこをポイ捨てするのにもむしょうに腹が立つ。なので、抑えきれずよく信号待ちでわざわざ車を降りて前のクルマに抗議しに行く。いつか刺されて殺されるかもしれないと、冷静に考えたりする。
いずれにしても、この世の中は右を向いても左を向いても闇だ。自分を守るのは”法”しかない。しかし、まず法をに頼る前には警察が介在する。しかしながらその警察も万能ではない。例えば不運にも事故に遭って、相手が100%悪い時にこちらの正当性を訴えても、相手が嘘をつけば第三者たる警察官は判断しかねる。これはしかたない。理不尽ながら泣き寝入りはよくあることだ。その時、起死回生となるのはもはや監視カメラしかない。このご時世、一番の頼りは警察ではなく、監視カメラであるのは過言ではない。日本の刑事罰はとても生易しいから、そんな中、一番の抑止力となるえるのは監視カメラしかないのだ。例えばイギリスのロンドンの街では街中監視カメラだらけだ。公衆トイレでもばっちりカメラに監視されていて、市民からプライバシー侵害だと抗議があがるほどだ。また、地中海のモナコ公国では街のあらゆる所に監視カメラが設備されていて、もはや写らない場所がないほどらしい。そのおかげか、犯罪がゼロらしい(大金持ちしか住めない国だから、盗人のような貧乏人が皆無で犯罪が無いのが主因だが)。日本でも各自治体や各商店街で監視カメラの導入が急ピッチで進んでいるように、もはや一番の犯罪抑止力は法の前に監視カメラという事態になっている。
交通社会でも高速道路をはじめ、主要な交差点では監視カメラが活躍している。しかし、もちろんこれは充分ではないし、全てにカメラを付けるのは大変なことだ。そうなると、各個人が車にカメラを監視カメラを装備するのは車社会に非常に有効になる。車を運転するのはさまざまなリスクを伴う。自分自身が加害者となり得るし、被害者となりえる。そんな中、真実を証明するのは本人ではなく、監視カメラとなるわけだ。車の監視カメラとなると、そうドライブレコーダ。すでにタクシーなどでは採用されており、実際に多くの交通事故で映像記録が証明となり、裁判で役立っている。しかし、ドライブレコーダーは高額で一般ドライバーの車に装備されるのはまれだった。また、振動センサーで事故する時だけの映像記録だったが、今回比較的安価で常時録画の機種を見つけ、即刻購入した。「あんしんmini」という機種。¥29800也。付属の1GBのSDカードに約1時間常時録画しながら、容量を超えると上書きしながら、運転中は常に記録される。バックアップバッテリーを備えているし、前車のナンバーを補足できるほどの画質はないが、そこそこ画質は良くて、なかなか良くできている(”あんしんmini”でググって、サンプル動画を参考にすればなかなか良い画質だと分かってもらえるだろう)。事故時の記録はもちろん、法律やマナーを逸脱したドライバーと争うことになっても、これがあれば自分の真実を証明できる頼もしい機械だ。
正義感が強いのもそれはそれで困ったものだ。けっして良いものではない。マナーやモラルの無い輩と争う面倒な機会が増えるだけだ。そんな自分にこのドライブレコーダーはひとつの心強い味方だ。この機械にお世話になることが無いのが一番なのだが、良い買い物をしたと思っている。