ウイスキーグラス iittala

Uhwutvtr ビアグラス、ウイスキーグラスにはこだわる。形、色、模様・・・、とにかくシンプルで実用的なのが良い。値段にはこだわらない。良ければ100円均一のモノでもよい。
ビアグラスに関しては基本的にパイントグラスが理想的だ。下部から中央に向かってふくらみ、上部に向かってややしぼむような、女性的なやわらかなグラスだ。手になじみ持ちやすく、ビールの香りを包み込むようなふくらみが良い。今使っているのはオークションで取り寄せたハイネケンの業務用グラス。やや小振りでふくよかなグラスは量的にもちょうど良く気に入っている。
先日、お気に入りのウイスキーグラスを割ってしまった。そこで、今回購入したのがフィンランドの有名テーブル食器メーカー「iittala」。”イッタラ”とはいかにもフィンランドにありそうな響きのネーミング。広く知られたブランドだ。
iittalaにはいくつものデザイナーブランドがあり、それぞれに独特な個性がある。その中で選んだのが画像にある一番シンプルなKaj Franckのタンブラー。やや小振りで手に収まり、肉厚あるガラスは握っても安心感があり、注ぎ口の先端は絶妙に丸く口に優しい。丸い大きなアイスを入れ、ウイスキーをシングル分注ぐとと、ちょうど真ん中から下あたりまで琥珀色に染まる。今の所ベストだ。神経質かもしれないが、日々たしなむ酒にグラスは重要な位置を占める。自分に合う理想のグラスは心地良い安心感を与えてくれる。
ところで、別にビアグラスのように真ん中がふくらみ、先端がやや絞られたウイスキーグラスを探している。一般にウイスキーブレンダーが使用するテイスティンググラスはこの形なのだが、このふくらみがウイスキーの香りを留め、ブレンダーの鼻にダイレクトに伝わる。味わうことに関してはこちらのグラスが理想なのだが、なかなか探しても無い。例えば磨りガラスのような花の模様だったり、美しい幾何学的な形状は私には邪魔でしかない。ストレートにウイスキー琥珀色を写し、シンプルな形状が一番良い。だが、一番シンプルなモノを追求すればするほどなかなか見つからないのが現状なのだ。