新しいアコギ HEADWAY HF-204

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新しいアコースティックギターを購入した。ヘッドウェイのHF-204。いわゆるマーティンのooo(トリプルオー)タイプ。日本メーカーの純国産ギター。定価13万円もする。私にとってはかなり高価な買い物だ。元々持っているアコギがフェンダーのSAC-05というモデルで、定価5万円なので、かなりのステップアップ。嫁に何度も頭を下げつつ、思い切って購入した。

選んだポイントは以下。

●国産ブランドで日本製の丁寧な造り。

●シンプルでコンパクトなOOOトリプルオースタイル。

●シトカスプルース単板トップ、マホガニーサイドバックの素材。

元々持っていたフェンダーのギターはオーソドックスなトレッドノートスタイルにイングルマンスプルース単板トップ、ローズウッド単板バック、ローズウッド合板サイドという、スペック的には充分鳴るギターだ。。そのギターとの比較になるが、鳴らしてみると浅い胴に小さなボディにかかわらず大音量に良く鳴る。さすがに日本製で丁寧に作られているのだろうか。買ったばかりなのに弾きこんだ一回り大きなフェンダーのギターと同等の音量が鳴るのはびっくりだ。音色はマホガニーの特性なのだろうか、フェンダーのローズウッドの甘い音色とは違い、どちらかと言うと素朴で枯れたような音色だ。

スケールはやや短く、深くえぐられた女性的なボディはコンパクトでとても弾きやすい。フェンダートレッドノートの男性的なデザインとは対照的だ。内部のラベルはゴールドの金属製プレートに、ネックの付け根部分に機種名とシリアルナンバーが。このギターが安物ではなく、丁寧に作られた上級モデルであるのがよく分かり、所有する喜びを感じられる。もともと私はヘッドウェイはマーティンなどのコピーモデルを作る安価な国産ギターメーカーだと思っていた。しかし、よくよく調べると国産No1と評判の高品質なアコースティックギターのメーカーであることを知った。

私の大好きな街である長野県の松本市で、私の生まれた1977年に生まれたメーカーだそうで、知れば親近感が湧くメーカーで、ギターにも愛着が湧くというものだ。

このヘッドウェイのギターは3本目のアコギ。モーリス、フェンダーと来た。今回のヘッドウェイのギターは初めてのしっかりした高価なギターだ。私はギターはエレキもアコギもそれぞれ1本のみ。2本も同時に愛せない。フェンダーを売り払い、このヘッドウェイHF-204でいく。一生モノのつもりで弾きこんでいきたい。これから音色もボディの色もどのように経年変化していくかとても楽しみだ。