バイクを買い換えた スズキGN125

Lh0npi8p 先日バイクを買い換えた。大学に入学する時に買った50ccのスクーター、そして卒業後に買った250ccのオートバイがそれぞれ古くなったので、今回それを一つにまとめ新しくスズキのGN125という125ccのオートバイを購入した。
このバイクは古くからあるモデルで、ガキの頃からこの緩いアメリカンなデザインがなんだか絶妙で大好きだった。125ccと手頃で、通勤にもちょっとしたツーリングにも使える。125ccは日本ではマイナーな排気量クラスだが、ヨーロッパでは日本の50cc単車のように気軽な街乗りバイクとしておなじみの排気量だそうだ。125ccは原付なので町の市町村役場で簡単に登録できるし、保険も安い。50ccのように速度制限もないし、高速道路に乗れない以外はとてもお得なのだ。また、GN125はもともとスズキが生産していたのだが、現在はスズキが技術供与した中国メーカーが生産していて、日本への輸入車となり、新車価格が50cc並に安いのが特徴だ。私はネットでいろいろ探して、結局愛知県一宮のバイク屋で購入。車両価格が15万9千円、自賠責保険は今年8月まで残っている廃棄したスクーターから移行、ナンバー取得の登録ももちろん自分でする。トランポ代わりにもなる愛車キャラバン号で引き取りに行き、結局総額17万5千円で新車がゲットできた。
さっそく数十キロほど走らせてみたが、やはり新車だけあって、エンジンの回りは鈍い。まだまだ当分慣らしをしながら走らせてみなければいけない。今まで、加速の優れた50ccの2ストのスクーターと、250cc4気筒DOHCエンジンを積んだ爆速ネイキッドを乗っていたから、初めての4スト空冷単気筒エンジンの加速は異次元的にかったるいが、トコトコとのんびり走る振動がむしろ新鮮だ。加速は鈍いが、回せばある程度伸びるようで、少なくとも粘りのあるエンジンだ。燃費もやたらと良いらしく、どんな走りをしてもリッター40km台は走るそうだ。お気に入りのデザインはもちろん、今時珍しいタコメーターとギヤポジション表示まであるのがこのバイクの長所だと思う。以前の50ccスクーターはスズキのレッツ、250ccのオートバイYAMAHAのZEALというモデル。どちらも斬新で未来的なデザインだっただけに、今回のGN125はどこか懐かしいクラシカルなデザインとメカはまるで真逆だ。
ここ数日は買ったばかりのオートバイでの朝晩の通勤が楽しみだ。また、季節はいよいよ春。カメラを持って、嫁を後ろに乗せて京都に花見に行ったり、地元の琵琶湖を回ったり、近場のツーリングで楽しみたい。