「Give me Love」 George Harrison

Vwrpjngu 日々の変わらぬ仕事中に流れるラジオからはっとさせられる時がある。ふと思いをめぐらす時がある。先日いつものように仕事をしているとラジオからジョージ・ハリスンの「Give me Love」が流れていた。自然と心に染みてくる。そして想う。彼は天国で今ごろ何をしているのだろうか。現世という下界を彼は今どう見ているのだろうか。相変わらず蛮行を繰り返す人類。アメリカは失敗を繰り返し、イスラムの一部の暴力的な輩は世界を脅かす。世界の6分の1をも占める人口の中国が経済発展とともに地球自体を破壊するほどの愚かな行為と破滅への準備を進めている。ジョージが生きていた頃の時代より明らかに世界は悪くなっている。人類は堕落してきている。退廃への道を進んでいる。「Give me Love」はジョージが歌ってくれたそんなあわれな人類の神への祈りの歌だ。愛、救い、平和、神を求めるこの曲は天国に逝ったジョージにとってはもはや歌うことはない。我々残された現世の人間が歌うべきこの曲はロックという名の究極の武器だ。人間を殺すのではない、逆に救うことができる武器。ロックという可能性をいつまでも信じたいし、大切にしたい。情報化社会、世界中からリアルタイムに情報が入ってくる世の中。そのせいかニュースから嫌な事ばかり聞く日々。余計にロックが人間誰にもあるべき良心を刺激しているようだ。