George Harrison 「cloud nine」

Cloudnine

今日は6月9日、”ロックの日”だそうで、当ブログ「ロックなブログ」としてはエントリーしないわけにはいけない。

今宵ビールとウイスキーのお供はジョージのクラウド・ナインを選曲した。ジョージ・ハリスン、2001年11月に無くなって、10年近く経つとは早いものだ。しかし、ジョージはいつも特別な存在である。特にビートルズ後期はジョンやポールも感嘆する名曲を数々生み出し、解散後のソロには一番早く最も成功した名盤(All things must pass)を世に出した。これらを含め、ジョージの輝かしいキャリアは知っての通りだ。

クラウド・ナインは80~90年代でジョージが再びシンガーソングライティングなる名声をとどろかせた名盤である。ギターコレクターでもあるジョージが彼のお気に入りのブランド、グレッチのギターを笑みながら抱えるジャケット。ジョージらしいスライドギターやインド音楽も所々含ませ、どの曲もメロディに富み、全体的にポップな内容はジョージ史上最も万人受けするヒット曲満載の作品だと思う。

また、参加ミュージシャンがエリック・クラプトン、ジェフ・リン、エルトン・ジョンリンゴ・スター、レイ・クーパー…などなど、相変わらずあまりに豪華すぎるのはさすがジョージの人なりだからこそ。

後に大親友クラプトンの誘いによる自身最後のツアーとなった日本でのコンサートはロック史上重要なライブのひとつであり、もちろん日本人にとって最高のプレゼントかつ伝説と成っている。このライブアルバム、「Live in Japan」とあわせて「Cloud nine」は必聴のロックアルバムなのだ。