Finnair エアバスA340

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今日は四日市から高速船を利用して中部国際空港セントレアに遊びに行ってきた。セントレアはいつ行ってもいろんなショップが入っていて、買い物しても食事をしても充実した施設だ。今回は風(フー)の湯という温浴施設も利用して、風呂に入りながら旅客機の離着陸を眺めるという経験もできた。この温浴施設、欲を言えば露天風呂があればよいのと、やはり天然の温泉なら良かった。海の温泉らしく塩化物泉ならより雰囲気が良いというモノだ。

展望デッキからは国際線の旅客機の離陸を楽しめた。おなじみの大韓航空、新カラーのアシアナ航空ノースウエスト航空のジャンボ、ルフトハンザ、ガルーダインドネシア、そしてフィンエアー。特にフィンエアーは2年前にこのセントレアから利用したので、少し感慨深いものがあった。前回利用したのは3発機のMD11。垂直尾翼の付け根にエンジンを擁する今では貴重な飛行機だ。この旅客機に乗れたのは良い経験だった。そのMD11も退役し、今は最新のエアバスA340に変わっていた。ムーミンのデザインが施された4発機は見事に幅広い翼を広げて、ヘルシンキのヴァンター空港に向け約9時間のフライトに飛び立った。

ところで、今回セントレアに行くのに利用した四日市間の高速船は10月4日をもって廃止されるそうだ。四日市からは伊勢湾岸道を利用してより安価にセントレアに行けることもあり、セントレア開港以来から旅客数が伸び悩んでいたと思われる。しかし、やはり貴重な公共交通機関のひとつが無くなるのは残念なことだ。もちろん、これは客の空港利用自体が少なくなっているのも他ならない。原油高で燃油サーチャージがあれほどの高額になれば庶民にとっては誰もバカバカしくて利用できたもんじゃない。原油価格はずいぶん安くなってきているが、早く正常に戻って欲しい。