ファンベルト、ミッションオイル交換 E24 日産キャラバン GL-L QD32

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先日オルタネーターを自分で仕入れ、交換したが、その際にファンベルトのぶれが気になっていたので、古くて劣化していることもあり、ディーラーに持ち込んで交換してもらった。ついでに、ミッションの入りが悪かったので(2速とバックに入れる時のひっかかりが酷い)、ミッションオイルも交換した。

ファンベルトはやはり経年劣化により硬化と緩みがあったので、交換後はベルトの”キュルキュル”といった鳴りが解消され、ディーゼルエンジンの”カラカラ”音のみになり、ベルトの雑音が無くなったのでとても静かになった。ベルトの交換時にACコンプレッサーのベルトプーリーのベアリングのガタも発覚し、交換した。ベルトのブレもこれが原因で解決した。

また、ミッションオイルは15万kmを過ぎて初めて交換ということもあり、こちらも効果は絶大だ。ドレンにけっこう鉄粉が付いていたそうだが、交換後はスコスコとシフトチェンジができて、ひっかかりが無くなった。

100系ハイエースのふにゃふにゃした最悪のミッションと違い、E24型キャラバンの5速ミッションはストロークは長いが節度感があり、ガチガチとシフトが決まり最高に楽しい。抜群にシフトフィーリングの良いバスやトラックを運転しているようだ。E24型キャラバンは全て5速MTで3台乗り継いでいるが、どの時期のどのモデルもシフトフィーリングはしっかりしていて運転が楽しい。

ここ数年いろいろと愛車キャラバン号のメンテに投資しているが、とりあえず一段落ついた。後は問題はウォーターポンプの交換が残っている。キャラバンのタイミングベルトはチェーン式でウォーターポンプ交換の機会が無いため、そのままになっている。ちょっと部品代や工賃ややお高いらしく、こちらはトラブル後の交換となる予定だ。いずれにしろ、ウォーターポンプはシールの劣化で徐々に水漏れが始まるそうだが、注意深く水漏れが無いか観察してオーバーヒートを防ぐようにしなければいけない。

他には同じく経年劣化によるエンジンとカムカバーとのシール劣化によるオイル漏れが発覚。シールがやせ細り隙間ができ、またエンジンの振動によるボルトの緩みでさらにエンジン本体とカムカバーとの隙間が広がりオイル漏れが激しい。カムカバーの周りのボルトが見事に全て緩んでいた。オイルが漏れるのも仕方ない。すぐにボルトを全て締め直したが、ボルトの増し締めはエンジンだけでなく全てにおいて油断ならない。

また、最近フロントのパネルとフェンダーの隙間(シール)が劣化してきて、それがヘッドランプユニットに雨水が浸入してきている。雨によりベッドランプのレンズ内が水滴で曇ったり、フォグランプの配線接続部に水がかかりショートして、何度もフューズが焼き切れたりしていて難儀している。週末はシリコンで防水シールを施して、ヘッドランプユニットにサランラップのようなもので防水コーティング、さらに配線接続部にも防水テープを巻いて万全に対策することにしたい。

いずれにしろ、平成9年式の15万kmを過ぎたキャラバンもいろいろと劣化が目立ってきたが、交換とメンテナンスのしがいがあって楽しい。当面20万kmまで大きなトラブル無くいきたいと考えている。