ドライブレコーダー ドラカメ DRY-R3

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Dorakame2

嫁さんの乗る新車ティーダにもドライブレコーダーを取り付けた。ドライブレコーダーはこれで3台目だ。自身のキャラバンには既にドライブレコーダーは完備している。ティーダに取り付けたのはユピテルドライブレコーダー「ドラカメ DRY-R3」という機種。ネットにて¥19800で購入した。キャラバンには以前に常時録画タイプの「あんしんmini」を付けていた。しかし、いかんせん本体からのノイズがひどく、それがFMラジオの感度を著しく悪化させ、チューニングが狂い、ほとんどのラジオ局が受信できない症状に悩まされた。結局解決不可能で手放した(他にはワンセグや地デジチューナーの受信感度が悪くなるなど、他のユーザーからも多くのノイズの問題がネット上でも散見できる)。
あんしんminiは常時録画タイプで、ドライブレコーダー自体の性能にはとても満足していたのだが、¥29800の価格で、また今度のティーダでもラジオやテレビの受信に支障をきたすことになると困るので、今度は違う機種を検討購入した。
それが今回のユピテルのドラカメなのだが、こちらは多くのドライブレコーダーで採用される衝撃感知時に前後の一定時間を付属のSDカードで録画記録するタイプ。あんしんminiと比べると十分な広角の視野角は同じだが、画質はドラカメの方がやや優れている。カメラは30万画素で前車のナンバープレートが読み取れるほどではないが、初期設定の30フレームレートとVGA(640×480)の動画は事故見聞には十分だと思う。
問題は感度だ。感度が良すぎると普段でも意味がない場所で頻繁に「ピー」と電子音がなり録画記録する。逆に感度が低いと肝心の事故時や急ブレーキ時など、衝撃にも無反応で記録できない。このあたりのバランスが難しいのだが、とりあえず自身で感度調整するしかない。初期設定では中間に設定されている。今のところ、例えば片道10kmくらいの行程で、それなりの段差や穴のあいた道の悪い場所で反応するくらいで、1度か2度くらい反応して記録されるくらいの頻度だ。ちょっときつめに急ブレーキをすると確実反応して記録される。ユーザーの普段の使う道に合わせて感度調節するのがよいかもしれない。少なくとも、初期設定で高速道路では普通に走っているくらいで衝撃感知録画されることはまず無いと言ってもいい。
記録された画像を見るのは付属のSDカードに入れられたソフトをパソコンにインストールして、その専用ソフトで閲覧することになる。こちらは分かりやすくて、使いやすくて問題ないと思う。ただ、出先で何かあった時に自身のウィンドウズモバイルのスマートフォンや他人のパソコンで気軽に記録画像ファイルをクリックしただけでウィンドウズメディアプレイヤー等で再生できないのはマイナス点だ。理想を言えば、出先でマイクロSDカードで記録させて、何かあった時に自身の携帯電話やパソコンですぐに画像ファイルをクリックしただけで再生できるのがよい。そういう意味で画像ファイルがmpeg4やAVIファイルではないので、汎用性がないのが残念だ。あくまで専用ソフトで閲覧しなければいけないのが余計なお世話だ。
もちろん、手動で本体の赤い録画ボタンで記録できる。事故に遭わなくても、前のクルマが信号無視などふざけた運転をしていたり、目撃したらすぐにそのボタンを押せば押した15秒前から押した5秒後まで録画され、悪事はしっかり記録できる。
いずれにしろ、事故にあったとき、自身の過失にかかわらず、相手の嘘や不正、または自身の潔白など、事実を証明するのに必要十分な機能を備えているので全く問題ない。¥19800と比較的リーズナブルだが、このような製品は最低でも1万円を切り、本来はETC以上に普及させるべき機械だ。もちろん、このようなドライブレコーダーを活躍させない方が良いに決まっているのだが、万が一の時、あらゆることがスムーズに事が運ぶのは間違いない。