ドライブレコーダー DR-964RV

Dr964rv

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愛車キャラバン号のドライブレコーダーを買い換えることにした。ここのブログにも書いたが、最初に購入した常時録画式ドライブレコーダー「あんしんmini」はよくできたドラレコだったが、多方面で地デジの受信が落ちて映らなくなるなど、本体から発生するノイズがひどく、残念ながら私の車でもFMラジオの電波受信に支障をきたし、急遽安く売っていたSDカードビデオカメラを代用してドライブレコーダーとして使っていた。カメラは広角ではなく、わざわざ電源ボタンを押してから録画ボタンを押さなければいけないなど、大変わずらわしかった。

今回、旧モデルとのことでずいぶんお買い得になったマルハマの「DR-964RV」というモデルを購入した。こちらはよくある加速度センサーや衝撃センサーを備えた非常時録画型のドライブレコーダー。事故(振動を感知して)の10秒前と5秒後を本体のメモリーに録画するタイプ。もちろん手動で強制録画もできる(これができないとダメだ)。

初めて買ったドライブレコーダーのあんしんminiが¥30000くらいしたが、今回のDR-964RVは¥8800とかなりお安くなったものだ。

取り付けてみて、心配の本体から発生するノイズはこのモデルでは最初の電源投入直後(カーソケットを挿した直後くらい)に弱めの電波のFM局にノイズが乗るくらいで、大きな影響は無く良かった。

肝心のドライブレコーダーとしての性能だが、この値段にしては充分と言える。画質はよくある30万画素のカメラなのでもちろん精細ではないが、ドライブレコーダーとしての役割なら充分。あんしんminiや嫁さんの車に付けたユピテルの「DRYーR3」と比べるとやや画質は落ち、カメラの撮影幅(広角度合い?)もやや狭いが、問題ない。特に色の再現性は大変良い(画像下は夕暮れ時に交差点手前で撮影記録したもの)。

撮影した動画は専用のソフトをパソコンでインストールして見ることになる。これは「DRYーR3」と同じ。ちょっと面倒だ。また、この

DR-964RVはSDカードではなく、本体メモリ内蔵なので、わざわざ本体を取り外して、USBケーブルを介してパソコンで見ることになるのがかなりわずらわしい。まぁ、これも取り付け後のセッティングなど、最初の数回くらいで、後は取り外したりする機会はほとんど無い(あれば不幸なことだ)から、それほど問題はない。値段を考えたら仕方のない所か。

以前もこのブログでも言ったが、ドライブレコーダーもぴんからきりまであって、今時わずか30万画素や100万画素前後の動画カメラが2万も3万もするのは高すぎる。せいぜい1万円くらいまでが妥当な所だと思う。

私はもう既にドライブレコーダーを4台買って使っているから、性能や値段などいろいろとドライブレコーダーにあるべき”基準”というのが分かってきた。最近かなりたくさん各社からドライブレコーダーがリリースされて、とてもおもしろくなってきている。だが、まだまだ供給に需要が追いついていないと思う。もちろん、ドライブレコーダーが必要となるのは良くないことだが、もっと需要が高まれば性能が高まり、値段もお買い得になるだろう。

周りの他車の動きや信号の色をしっかり記録するのはもう問題ない。あとはこれからは昼夜問わず前のクルマのナンバーをしっかり読み取れる画素数を備えたドライブレコーダーが当たり前の市場になってもらいたい。