ハン・ソロ

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ローグ・ワンに続くスターウォーズのスピンオフ映画の第二弾「ハン・ソロ」を見てきた。お先に公開された本国アメリカでは、いまいち興行成績が伸びず、スターウォーズ初の赤字?だの「スターウォーズ疲れ」なる言葉も出てきて、儲かるスターウォーズブランドのコンテンツもついに曲がり角にきたのかと何かと話題になっている。
個人的には今進行形の本作エピソード7~からの内容がどうも好きになれず、一方でローグ・ワンがすばらしい出来だったので、このスピンオフ映画第二弾、それもハン・ソロというある意味ジェダイ以上に魅力的なキャラのストーリーとあって、楽しみで仕方なかった。

ソロの生い立ち、チューバッカとの出会い、ミレニアム・ファルコン号をいかに手にしたか、ファンが気になっていた内容は全部明かされ、例によってあのキャラが登場したり、エピソード3のポッドレースのシーンで出た映画「ウィロー」の主人公役の俳優さんが再び登場したり、気づいた人はニヤリとする場面が多かったと思う。主人公を演じた若きソロ役もうまくやっと思うし、名優ウディ・ハレルソンも流石だった。そしてキーラ役の女性はなんと魅力的だったことか。ランド役はちょっとチャラ過ぎたかなw まぁ、とにかく全体的にすごく良く出来た映画だと思う。なにせ、監督はベテランのロン・ハワードだし、外れようが無いと思うが、米国でいまいち伸びなかったのは、あまり若者に受けなかったのかな。今の本作スターウォーズがなにせ良い意味でも悪い意味でも何かと物議を醸し出す大胆で派手な内容なので、初めて見る若者や新しいスターウォーズファンには良いかもしれないが、このハン・ソロは地味だったのかも。僕のような昔からのスターウォーズファンには安心して見れる内容だったな。