秋の第三限定ビールまとめ

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秋になると店頭に並ぶ琥珀なラベル。思い起こせば琥珀ヱビスがその手の最初だったと思うが、最近は第三のビールが熱い。庶民の味方、第三のビールでいかに安く美味しく飲めるか興味深いのでまとめてみた。

◆ルビーベルグ(サッポロ)

ホワイトベルグの限定バーション。元々ベルギービールを意識したホワイトベルグはさすがに本家ヒューガルデンやヴェデットの味とはかけ離れているけど、けっこう美味しく飲める(現に栄枯盛衰激しいこのジャンルではロングセラーになっている)。
今回ルビーベルグはビールに詳しい人ならすぐに分かるベルビュークリークなどランビック、フルーツビールを意識したチェリー味の限定商品。グラスに注ぐとまず驚くそのチェリーカラー。飲んでみると甘酸っぱいチェリー味がうまく表現されていて美味しい。ビールに詳しくない人ならベルビュークリークと違いが判らないかも。もちろん女性にお勧め。ビール党にもたまに外しとして十分有りかと。

麦とホップ赤(サッポロ)

個人的に第三のビールで一番好きな麦とホップの限定「赤」。元々第三のジャンルで麦とホップは一番レベルが高いと信じて疑わない。黒も確かに美味しかった。そして何よりこの秋の限定「赤」は下手なビールより美味しいと思う。今年もその実力、コスパは健在で、願わくば通年販売して欲しいくらい。サッポロはやはり昔から第三のジャンルを作らすと本当に上手いとつくづく思う

◆金麦 琥珀のくつろぎ(サントリー

限定モノといえばビール、第三のジャンル問わず乱発している印象が強いサントリー。最近は今や大御所プレモルでも限定モノを乱発していて、確かに美味しいのだけど、個人的に本家プレモルだけで勝負して欲しいというか、もっとブランドを大切にして欲しいと思うのだけど(それを言うなら最近のサッポロのエビスも同様)、ビジネス上仕方ないことなんだろう。

前置きが長くなったけど、第三のビールでロングセラーを誇る金麦の琥珀は個人的にはいまいちだった。金麦は特別美味しいわけじゃなく、決して不味くはないという立ち位置で長生きしているような印象があるので(思わず毎回TVに釘付けになる檀れいのCMが大きいw)、元々そのレベルで限定モノを出してもやはりしれているという感じ。苦味があって濃いかなという程度で特筆すべきものは無く、サッポロには敵わない。