世界を変えたレコード展

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ロンドン、ダートフォート駅。キースがマディ・ウォーターズとチャック・ベリーのレコードを抱えたミックと出会う。そこから始まった現存する世界最強のロックバンド、ローリング・ストーンズ。後にレコードはCDとなり、そして今はデータとしてipodスマホに収められ影も形も無くなり、そんな出会いは無くなったけど。

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グランフロント大阪北館。金沢工業大学の主催の世界を変えたレコード展。入場無料とは思えない充実した内容で、心が躍る一時だった。

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黒人がブルースを生み出し、チャック・ベリーやエルヴィスがロックを生み出す。後に20年ほどアメリカはブリティッシュインベンションの下に置かれるけど、彼らが最初に確立したという絶対的な事実がアメリカにはある。アメリカは偉大だ。

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実験的な音楽、アートとしてのアルバムジャケット、今では当たり前のプロモーションビデオも、全てビートルズがやってしまったような気がする…。

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ペイジ翁曰く。まさにそうだと思う。

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彼の与えた影響は計り知れない。

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初期のヤードバーズ。クラプトンが好青年過ぎる。しかし、この頃から神と呼ばれるギターの腕と、ブルーズへの強い愛情と意志を持っていた。

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花火のように咲いて、はかなく散ったジャニス。彼女とジミヘンはこの時代を象徴する存在だなぁ。

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本当に彼は最後までかっこいいデヴィット・ボウイだった。

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日本の一番の問題が日本人がThe Whoを知らないということかもしれない。

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ロッドが一番元気だった頃、輝いていた頃。いや、今もまたロッドは輝いているけど。

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キンクスを聴くとロンドンに居るような気分になる。イギリスの酸いも甘いも教えてくれる。

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歴史的名盤。天才少女とは彼女のことかな。おばさんになった今も変わらないほど可愛いキャロル・キング。

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個人的にディランより彼らの詩の方が好きだ。このタイトル、それだけでもすごいと思う。

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ジギー・スターダスト。ビートルズのアルバム以外に無人島に10枚だけレコードを持っていっても良いと言われたら、まずこの1枚を挙げる。実際、世界の名盤10枚を選べばこれが入ってもおかしくないほどの歴史的名盤。

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名盤だらけの、いや、名盤しかないツェッペリンのアルバムで、ジャケットで選ぶならこれ、プレゼンスかな。

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あまりに有名なピンク・フロイドの原子心母。昔これを聴いた親父が「音楽は終わったと思った」と俺に言ったことをよく覚えている。俺は彼らの音楽は理解できない。

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いとしのレイラ。日本人でこの曲を耳にした事がある人はかなり多いけど、この美しいジャケットを知っている人は少ない。

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クラプトンと天才スティーブ・ウィンウッドなど、スーパースターが集結して話題になったブラインド・フェイスも、このインパクトあるジャケットの1作きりだったが、名盤であるのに違いない。ウィンウッド色の強い美しいサウンド。

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ポリスの名盤。初めて聴いた時、スティングの高音ボイスと、若いトリオなのに完成度の高い鮮麗されたプレイが印象的だった。

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彼女がシャウトして踊りまくってた頃が、一番アメリカが強かった時代だったような気がする。ジャケットも素敵だ。

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このアルバムを額に入れて、自分の部屋にも飾っていたこともあったなぁ。ウイングスが絶好調だった頃。

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時代を感じさせるサイケなデザインのクリーム。個人的にはラストのグッバイ・クリームでメンバー3人がミュージカル調に並んでいるジャケットの方が好きだな。

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ニューヨークに行ったらやりたいやつだ(笑) たしかトム・クルーズキャメロン・ディアスが映画の中でこれを真似していたな。

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偉大なアメリカンバンド、イーグルスの言わずと知れた名盤。この頃のアメリカを象徴する永遠の名曲。

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アンディ・ウォーホールの有名なジャケット。曲もストーンズらしいファンキーな名盤。ブラウン・シュガーやビッチなど、個人的に好きな曲も多い。

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邦楽もポップスから歌謡曲、アイドルものまで多数展示されている。YMO、日本人が世界の大物達に影響を与えたという意味でも、すごい大名盤。

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ビートルズ解散後、彼のメロディメーカーぶりが爆発し、さすがポールと言わしめた名盤。ジャケットも面白い。

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リヴァプールのマシュー・ストーリート。ここでジョンと同じポーズで写真を取るために、2度ほど行ったことがある。懐かしく思った。

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ビートルズ以後、世界の音楽史にこれほどの衝撃を与えたのはやはり彼らだった。

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あまりに有名なビートルズのラストアルバム。そしてあまりに有名なジャケット。このロンドンの有名な横断歩道とスタジオに世界中から訪れる人達は今も後を絶たない。自分もその一人。また久しぶりに行きたいな。

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今またレコードの生産量がすごい勢いで復活しているそうだ。アナログ独特の温かいサウンドと音質の良さは、圧縮音源に慣れた若者には逆に新鮮なのだろう。そして、大きなアルバムジャケットのアートを楽しめるのも、アナログレコード復活の理由なんだろうな。

(写真:moto G5 plus) ※場内の写真撮影は許可されています。