【ネタバレ有り】スターウォーズ 最後のジェダイ

f:id:plastic-soul:20171216135243j:plain

今年最後の大イベント。先日のブレードランナーの新作が今年のメインだと思っていたけど、やはりこの日を迎えるとなるとスターウォーズはお祭り級になる。

さて、まず感想はスターウォーズ史上最も長い上映時間とのことだったが、最も短く感じた映画だった。それほど迫力の映像と退屈しないストーリーに満ちていたと言えるのかもしれない。前評判はすこぶる高かったが、それは宣伝も含めていつものことなので、気にしなかったけど、個人的に前作よりは良いと思った。前作はなんかストーリーが幼稚で、エピソード4の焼き増しみたいなところがなんだかなぁと思ってたので(JJエイブラムズ監督はプレッシャーの中、ヒット作を作り上げたのは事実)。

今回はその前作から続くわけだから、新しい監督は前作からの話の流れやキャラを変えるわけにはいかないし、新しいキャラやストーリーも作らないといけない。何よりスターウォーズブランドというファンからの恐ろしいプレッシャーの中、すごい大作を作り上げた思う。

今回強く思ったのは、まぁ、前作でも思って改めてなんだけど、本編が始まる前にさんざん見させられるマーベルのアメリカンコミック映画みたいに、スターウォーズもかなりマーベル的な映画になってきたなぁと。CGもこなれて何でもできてしまう時代。よりド派手に何でも有りのアクション。僕のようなオールドスターウォーズファンには、なんかもうこれは、ルーカスの手から離れて、ディズニーという世界最大のエンタメ会社の手になり、時代が変わってしまったのを受け入れるしかないのかなと。
前作あの愛すべきキャラが殺され、今回も逝ってしまって、それは諦めて受け入れるしか無い。良いとか悪いとかじゃなくて、もう時代が変わった。

スターウォーズという善と悪、光と闇、家族愛、そして時折入るコメディな要素とか、そういう普遍的な所は今回もちゃんと敷かれているし、新しい監督もまた1人のスターウォーズの大ファンであるから、スターウォーズ愛に満ちた作品であるのは間違いない。これは新しい時代のスターウォーズとして楽しむしかない。

あ、それでも一つ、古いスターウォーズファンから一つだけお願いしたい。やはりR2-D2の出番をもっと増やして欲しい。スターウォーズの全篇を通して登場しているのは彼とC3POだけだけど、特にR2-D2は常に重要な役割を果たしていて、この映画の主人公だと思うくらい個人的に愛しているから。新しいアイドルのBB8も大好きだし、彼の活躍も見ていて楽しいけど、R2-D2だけは永遠なれ!と強く言いたいな。

ちなみに、今回劇中で3回涙が流れた。ヨーダの登場、ルークとレイアの再開、そして最後のエンドロールで流れたキャリー・フィッシャーの追悼文。やはり僕のようなオールドスターウォーズファンには泣かずにはいられない。

さて、いよいよ最後のエピソード9は再び前作のJJエイブラムズ監督に委ねられる。彼がこの3部作の最初で風呂敷を広げたわけだから、いろんな意味で責任がある(笑)また大変だろうけど、また僕みたいなファンにいろいろ言われるだろうけど、ファンもいろいろ受け入れ成長して、楽しまなければいけないな。

とりあえず直近はハン・ソロのスピンオフ映画とのことだ。ローグ・ワンがすごく良かったので、スピンオフ映画はまた楽しみだ。

秋の第三限定ビールまとめ

f:id:plastic-soul:20171125130525j:plain

秋になると店頭に並ぶ琥珀なラベル。思い起こせば琥珀ヱビスがその手の最初だったと思うが、最近は第三のビールが熱い。庶民の味方、第三のビールでいかに安く美味しく飲めるか興味深いのでまとめてみた。

◆ルビーベルグ(サッポロ)

ホワイトベルグの限定バーション。元々ベルギービールを意識したホワイトベルグはさすがに本家ヒューガルデンやヴェデットの味とはかけ離れているけど、けっこう美味しく飲める(現に栄枯盛衰激しいこのジャンルではロングセラーになっている)。
今回ルビーベルグはビールに詳しい人ならすぐに分かるベルビュークリークなどランビック、フルーツビールを意識したチェリー味の限定商品。グラスに注ぐとまず驚くそのチェリーカラー。飲んでみると甘酸っぱいチェリー味がうまく表現されていて美味しい。ビールに詳しくない人ならベルビュークリークと違いが判らないかも。もちろん女性にお勧め。ビール党にもたまに外しとして十分有りかと。

麦とホップ赤(サッポロ)

個人的に第三のビールで一番好きな麦とホップの限定「赤」。元々第三のジャンルで麦とホップは一番レベルが高いと信じて疑わない。黒も確かに美味しかった。そして何よりこの秋の限定「赤」は下手なビールより美味しいと思う。今年もその実力、コスパは健在で、願わくば通年販売して欲しいくらい。サッポロはやはり昔から第三のジャンルを作らすと本当に上手いとつくづく思う

◆金麦 琥珀のくつろぎ(サントリー

限定モノといえばビール、第三のジャンル問わず乱発している印象が強いサントリー。最近は今や大御所プレモルでも限定モノを乱発していて、確かに美味しいのだけど、個人的に本家プレモルだけで勝負して欲しいというか、もっとブランドを大切にして欲しいと思うのだけど(それを言うなら最近のサッポロのエビスも同様)、ビジネス上仕方ないことなんだろう。

前置きが長くなったけど、第三のビールでロングセラーを誇る金麦の琥珀は個人的にはいまいちだった。金麦は特別美味しいわけじゃなく、決して不味くはないという立ち位置で長生きしているような印象があるので(思わず毎回TVに釘付けになる檀れいのCMが大きいw)、元々そのレベルで限定モノを出してもやはりしれているという感じ。苦味があって濃いかなという程度で特筆すべきものは無く、サッポロには敵わない。

「Roadside」 band HANADA 花田裕之

f:id:plastic-soul:20171124200037j:plain 新作というには手に入れるのに遅すぎたけど、花田裕之の最新作。今回はband HANADA名義。彼の現在の活動は相変わらずアコースティックのソロで「流れ」、元ルースターズのメンバーでのロックンロールジプシーズ、そしてこのband HANADAの3つのようだ。個人的にはこの井上富雄、椎野恭一とのトリオが一番好きなサウンドだ。ヘビーなエレクトリックサウンドから、花田らしい枯れたロックンロールが最高だ。前作、Nasty Wind もすごく良くて大好きなアルバムだったが、今回もスルメ的な聴けば聴くほど好きになりそうなロックンロールだ。残念なのは今住んでいる長野でband HANADA名義でのライブが無いということ。こればっかりは東京まで足を運ばなくてはならないか。でもその価値はあるほど好きなバンドだ。

ブレードランナー 2049

f:id:plastic-soul:20171028163243j:plain

【ネタバレ無し】
レプリカント、ネクサス、デッカードブラスター、タイレル、レイチェル、ユニコーン…。幾つものキーワードにファンが心躍される。35年も昔の映画、始まってすぐに圧倒されるリドリー・スコット監督の描く世界観と映像美。スターウォーズと並ぶSF映画の金字塔。前者が「陽」ならブレードランナーは「陰」と言えるのかもしれない。

自分にとって重要な映画。何度も繰り返し見てきた。原作となった小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」も読んだ(小説のほうが話としては面白い)。暗く退廃した、怪しい日本語があふれる世界。狩られる者と狩る者の悲哀。謎に満ちたストーリー。
先に公開された本国アメリカでは評論家筋には大絶賛の反面、いまいち興行成績が伸びていないらしいが、そりゃそうだろう、ブレードランナーはそういう映画だから、ある意味安心した。今日その35年ぶりの新作を見てきた。

www.youtube.com

R.I.P トム・ペティ

f:id:plastic-soul:20171006201339j:plain

突然の訃報。驚くべきことだけど、この業界(ミュージシャン)ではよくあることなので、それほどショックではなかった。でも、悲しく残念なのは間違いない。東のボス(ブルース・スプリングスティーン)、西のトム・ペティと称されるほどの、アメリカでは超有名にして大御所ミュージシャン。いや、トム・ペティ&ハードブレイカーズという名のバンドとしての方が有名なのかもしれない。

でも、日本では驚くくらい無名。例えるなら、イギリスで言うところのTHE WHOの如く。いや、それ以上だな。僕自身もそんな無知で愚かな(言い過ぎだけど)日本で生まれた日本人なので、彼を知ったのは僕の音楽人生ではそれほど古くなかった。思い起こせばたしかBSの音楽チャンネルでの彼のライブ映像だったと思う。歯切れの良い彼の代表曲の一つ「American Girl」。それから彼の音楽を聴くようになって、素直にその歯切れの良く乾いたアメリカ西海岸のロックにハマっていった。個人的に、東のブルース・スプリングスティーンはどうも重くて汗臭くて自分には馴染めなかったから。

アメリカ大好きな日本人なのに、こんなアメリカの有名人を知らないなんて、長年ずっともどかしく思っていた。どうしたら自国民の日本人に知ってもらえるだろう。みんな大好きなBon Joviトム・ペティから影響受けたんだぞ!て叫ぶか、それとも来日公演してくれたらいいのに(ボブ・ディランの絡みで来日はしているけど)…、でも元からこんな無名じゃなかなか来てくれないのも仕方ないな…そんなくだらないことを考えながら。自分が熱心に信仰する宗教の礼拝に他人を勧誘するようなものと同じか(笑) 。
そうこうしている内に、突然逝ってしまった。今のところ死因はよく分からない。ジミヘンやジャニスのように、ジェリー・ガルシアのように、謎に包まれた突然の死。すばらしい、大物ミュージシャンらしいじゃないか。
このブログはもちろん彼のベスト盤を聴きながら綴っている。最後は、個人的に彼の作品で一番好きな「Mary Jane's Last Dance」を聴いて締めることにする。

www.youtube.com

松本マラソン FDA

松本マラソンの応援ついでに信州スカイパークで撮影したFDAエンブラエル機。乗り入れはFDAの札幌と福岡の2路線しかないが、FDAの機体はカラーリングが面白い。

f:id:plastic-soul:20171001203422j:plain

f:id:plastic-soul:20171001203513j:plain

f:id:plastic-soul:20171001204434j:plain

f:id:plastic-soul:20171001204511j:plain

f:id:plastic-soul:20171001204510j:plain

f:id:plastic-soul:20171001204513j:plain

Canon EOS Kiss X7 / SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM)

ヘッドホンアンプ USB DAC AL-9628D

f:id:plastic-soul:20170922232006j:plain

一戸建てからアパートへ引っ越し。以前のようにスピーカーでガンガン音楽を鳴らすわけにはいけなくなったので、専らヘッドホンで音楽生活している。しかし手持ちのビクターHP-RX900はインピーダンスが64Ωとやや高めで、並のPCやスマホでは音量(音圧)がパワー不足。なのでヘッドホンアンプを購入した。アマゾンや価格comの口コミで好評だった日本製のアンプUSBのDAC(デジタルアナログコンバーター)搭載。PCから独立して音楽ファイルを高音質で再生できる。さらに評判の良い音楽再生ソフトFoobar2000を使用。PCに取り込んだ百数十枚のアルバムで数千曲、圧縮した256bpsのMP3ファイルをめいいっぱい良質なサウンドで鳴らしてくれる。

www.amulech.com