2017年のロック

 

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年末、ポールの来日公演が発表された。今のところ4月に東京公演だけだが、大阪公演も調整がつき次第発表されるだろう。同じ頃にサンタナもやってくる。まもなくジェフ・ベックのコンサートも。今年も大御所たちが元気で何より。

昨年はデヴィット・ボウイ、グレン・フライ、プリンス、最後になってジョージ・マイケルと、大物がこの世を去ってしまった。

ロックなレジェンド達はまだまだ元気だけど、僕達がレジェンドを目の当たりにできる時間は刻々と限られてきている。

2016年のクルマ インプレッサ、ノート、イグニス

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2016年のカーオブザイヤーはインプレッサだった。新開発の車台をこの新型インプレッサから採用して、これからのスバル車の基幹となるシャシーだけあり、かなり重要なモデル。これが駄目なら後のスバルもダメになる恐れもあり、命運を左右する。よって、かなり気合が入っているようで、実際この新型シャシーの出来が多くの評論家の受けを良くしているようだ。

でも、個人的に嫌いなデザインじゃないけど、客観的に見て新鮮味のないデザインだな。まぁ、スバルらしいといえばそうだけど。また相変わらずCVTの評判も芳しくない。元々歴代インプレッサもパワートレインがシャシーに負けているとか、よく言われてたけど、今回もそのようだ。かつてジャスティは市販車で初めてCVTを採用したのに、どうもスバルのミッションの評判は良くないな。思い切って多段ATを採用したらどうかなとも思う。
まぁ、スバルの良いところはしっかり年次改良で車を仕立てる真面目さ。このモデルもきっと2~3年後には見違えるほど熟成されて良くなっていると思うので、買い時はその頃かな。特に今回は基本のシャシーが素晴らしいとのことなので、楽しみだ。

16110201061200x90020161102104106618あのプリウス絶対王者トヨタの牙城を数十年ぶりに崩したのにはさすがに驚いた。それもマイナーチェンジ車で。個人的に楽しみにしていたレンジエクステンダーEV。日産はeパワーとかいう名前を喧伝しているけど(どうでもいい)。
ちょっと複雑な気分なのは個人的にデザインにがっかり。Vモーションとかいう大きなメッキ装飾のグリルがイマイチ。せっかく初代で安っぽかったノートが、2代目でティーダの役割も担うこともあり、上品でかっこいいデザインだったのが、ちょっと大味で下品になってしまった。
新しいEVはすごいけど、自分のような素人にはプリウスやアクアのようなハイブリッドの方がよほど複雑な制御をこなしたすごい技術だと思う。ノートのはむしろエンジンを発電のみにして、走るのはあくまでモーター。だからシステムとしてはすごくシンプルだと感じる。もちろん、実際はそう簡単ではないのだろうけど。それに発電のみなら、エンジンも660ccの軽用とか、2気筒のエンジンとかでも良いのでは?と思うけど、日産によると1200ccの3気筒エンジン以上必要だとのことで、これも興味深い。
注目の実燃費は雑誌のテストではアクアと同様かちょっと劣るらしい。ちょっと残念で意外だ。高速道路が苦手とのこと。まぁ、これもいずれ改良されるだろうし、このシステムは特にセレナとかNV200にこそ積んで欲しいな。いずれにしても今回の販売台数でノートがトップを獲った事実は日産は強力な武器を手に入れたこと。今まで日産が出す新しい技術は、いつも種を撒いても枯らしてしまうか、他社が実を持って行ってしまのが常だったから、今回はそうならないだろうな。

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個人的にカーオブザイヤーはこのスズキのイグニス。とにかくデザインのすばらしさにびっくりした。デザイナーは天才だろうかと思ったくらい。日本人なのだろうか。フロントのどっしりワイドで安定感のあるデザイン。ライト周りもたくましさと愛嬌さも同居して絶妙だ。変わってリアは対象的に狭く絞り込まれたなんとも不思議な感じだ。後ろから見たらまるで軽自動車のようで、室内がすごく狭そうに見えてしまうほど。昔の名車フロンテやマイティボーイを思い出した。このアンバランスさがきっと人によって好き嫌いがでるだろうけど、自分にはかなりはまった。そして最近のスズキの軽量化技術もすばらしい。一番軽いので800kg台。軽さは全てにおいて良いこと。
こういう車こそマニュアルミッションが無いことと、ちょっと走りがイマイチという評論家の声が多いのが気になるけど、とにかくデザインが良すぎて許せる範囲かな。まだまだ街中を走っているのを見る頻度は少ないけど、何度見てもはっとさせられる。

SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

 

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久しぶりの投稿で、タイトルはまるで暗号のようだ。一昔の自分ならサッパリ分からない。
カメラのレンズの話だ。半年前についに一眼レフに手を出してしまった。散財するからカメラだけは深入りしないと決めていたけど…。

登山用に小型で軽量なキャノンのEOS KISS X7をチョイス。ダブルレンズ付属のモデルだったが、例によって新しいレンズが欲しくなるわけだ、これが。山では頂上での記念撮影はもちろん、遠くの山を望遠で、また近くの高山植物を撮りたい。そうなるとレンズ交換が面倒だし、極力荷物は減らして軽くしたい。また、頂上によってはかなり狭くて、付属の55-250mmのレンズでは被写体に寄れなかったり、狭い登山道でお花を撮るには厳しかったり、他の登山者の邪魔になったりするなど、まぁ、55-250mmでも行けないことはないけど、人間やはり欲が出るというもの。

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で、食指が動いたのはいわゆる便利レンズと言われる高倍率ズームレンズ。元々付属の18-55mmと、55-250mmの2本分を1本で賄えるシグマの18-300mmレンズを購入。ネットで調べて、なかなか評判が良かった。価格は5万円前後。カメラ本体より高い。まぁ、そういうもんだ。数十万円のレンズなんてざらにある恐ろしい世界。それを思うと安いもんだけど。いわゆる、”レンズ沼”に見事に片足を突っ込んでしまった。

さて、カメラ初心者の自分には詳しい事は分からないが、高倍率レンズはもちろん単焦点レンズより暗く、解像度も一般的に落ちる。そもそも高倍率、つまり便利で高画質な万能なレンズは存在しないわけで。

このレンズ、元々使っていたキャノン純正のEF-S 55-250mm ISⅡが重量300g台に対して、500gとずっしり重く、径も太い(でもこの倍率のレンズにしてはコンパクトで比較的軽いらしい)。これがなんだか高級感があって良い感じだ。軽くしたいために買ったのに、結局元々付属のレンズ2本分と比べてもそれほど重さは変わらないかも。いい加減なもんだw

以下作例

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室内の模型から

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ご存知松本城

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その松本城のお堀にいた水鳥

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松本城から見えるアルプスを300mmいっぱいにアップ

右が常念岳。左の角のように見えるのが槍ヶ岳の先。

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新大阪駅にてレールスター

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おなじみ広電

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クラシックもいい

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広島市

 

それなりに満足しているけど、もっとキレイに撮影できるよう勉強せねば…。

「The Gateway」 Red Hot Chili Peppers

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今年のフジロックにも出演するレッチリ。また熱いステージになりそうだ。そんな彼らの11枚目のアルバム。ずっと繰り返し聴いている。ジョン・フルシアンテ時代のような派手さや危うさはないけど、なんだか安心感ある心地良さ。特にフリーのベースが良い感じだ。前作、I'm With Youに続いて、リラックスした彼らの良盤ではないだろうか。

Pure McCartney

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何度目のベスト盤か忘れたが、前回はWings Panでウイングスだけだったので、今回はビートルズ解散以後、バンドもソロも含めてオールタイムの決定版、最新版のベスト。4枚組の輸入盤をゲットした。選曲に関して云々はいつもの通り不毛だけど、印象としてはFlaming Pieからの選曲が多い印象で、改めて名曲揃いだと思わされたが、同時にOff the GroundやFlowers in the Dirtからの選曲が無いようで意外だ。
もちろん、全曲最新リマスターだと思われるが、最近古いウイングスのデラックス・エディションをすでに聴いているので、目新しさはない。

しかし、全てモノクロの写真集のアルバムはファンの所有感を満たす、とにかく豪華な仕様だ。

"I still do" Eric Clapton

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まだやるよ…。かつて一番死に近いと言われたミュージシャン。若い頃の名作「Slow Hand」をプロデュースしたグリン・ジョンズを迎え、アルバムジャケットはビートルズのSgt Peppersをデザインしたピーター・ブレイク。
のっけから渋いブルーズで始まる。スローな大人のロック、ジャズ、ブルーズ。目新しいモノはない。かつての激しいギターソロはない。現在進行形のクラプトンが聴ける意欲作だろう。

Hi Nikka

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まっさんが愛したハイニッカ。自分も愛してる。最近ラベルがリニューアルされた。めでたいことだ、いやいや、とんでもない、補充用に重宝してた4リッターのペットボトルが原酒不足で廃止されちまった。昨今のウイスキー人気で原酒が足りなくなっているらしい。

お安く普段飲みで重宝しているウイスキーなので、通常の720mlボトルじゃぁすぐに無くなってしまう。死活問題だ。かつて普段飲みのメインにしてたサントリーの北杜50.5が廃盤になり、キリンのボストンクラブに移り、ハイニッカに移ったが、また4リッターペットボトルのあるボストンクラブに戻らざるをえないのかな。
数年熟成が必要なウイスキーは頑張って増産してとは単純にお願いできないのが難しいところだ。